
ファッショニスタなら一本はもっていたいこだわりの腕時計。コーディネートをバッチリキメたつもりでも時計がいいものでなければ本当の意味でおしゃれは完成しないと言えるでしょう。腕時計は時にステータスを表すものであり、一生ものを見つけて長く付き合っていきたいですね!
世界三大高級時計としてパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタン、オーデマ・ピゲが挙げられますが、とても高価であるものの、男なら憧れるブランドですね。
パテック・フィリップはスイス・ジュネーブの老舗であり、世界最高峰のスイス高級時計メーカーとして支持されています。アントワーヌ・ド・パテックと時計師のフランソワ・チャペックによって1839年に会社が設立されました。1851年にフランス人時計師ジャン-アドリアン・フィリップが参加し、パテックとフィリップの名を組み合わせたパテック・フィリップが生まれました。
ヴァシュロン・コンスタンの優れた技術と卓越したデザインは、1755年の創業から現在まで引き継がれています。創業以来、高級時計作りのへのこだわりが絶えぬよう様々な工夫をしてきました。ジュネーブシールの基準を遥かに超える高いデザイン美にヴァシュロン・コンスタンの高い技術が表れています。
オーデマ・ピゲは1875年、スイス・ジュウ渓谷で時計師ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが最高の複雑時計を作ることに共感し、パートナートナーシップを結んで誕生しました。ミニッツリピーター、ムーンフェイズ付きフルカレンダー、ジャンピングアワー、クロノグラフなどが代表作です。
高級腕時計には製造技術と美を融合させる技術力が凝縮されており、それが腕時計をつける人の魅力を高めてくれます。ファッションにも合うものを選び、大人の色気を感じさせましょう!今回は大人なら一本はもっておきたい腕時計をご紹介させていただきます!
ロレックス

出典:ROLEX
ロレックスは、ドイツ・バイエルンのハンス・ウイルスドルフがスイスのメーカーと提携して時計を輸入・販売するために1905年にロンドンに設立した、ウイルスドルフ&デイビス社が発祥です。ブランド名のロレックスは1908年に考案されたとされています。
当時は懐中時計が主流であり、未知の可能性の腕時計を取り扱い、その奥の深さを追求したウイルスドルフには時代の先を見抜く目がありました。1910年には腕時計としては初めて、クロノメーターの公式証明書を得るまでになりました。
ロレックスの腕時計は公式クロノメーターの認定を受けたものでなくてはならないとう考えは現在まで引き継がれています。実用的な腕時計に防水ケースと自動巻きムーブメントを取り入れる技術もその後確立されました。
デイトジャスト、エアキング、デイデイト、サブマリーナがロレックスを代表するモデルとして愛されています。
オメガ

出典:OMEGA
オメガは時計師ルイ・ブランがスイスのラ・ショー・ド・フォンに1848年に創設した工房、ルイ・ブラン兄弟会社から始まります。1880年に、ビエンヌの街に工場を設立して本格時計メーカーへと転換しました。1889年には年間10万個の腕時計を生産する大手メーカーに成長しました。
1894年に発表された高性能ムーブメントは究極という意味を込め、オメガと名付けられ、1903年にはオメガが正式の社名となり、精密時計のオメガという名声も確立しました。防水設計のシーマスター、コンステレーション、ダイバーズウォッチのシーマスター300、クロノグラフのスピードマスターなどの代表作が人気の高いモデルです。
ハミルトン

出典:Hamilton
ハミルトンは19世紀末に中小の時計企業の合併によりアメリカ・ランカスターで誕生し、ランカスターの下の所有者であり、フィラデルフィア市長を務めたジェイムズ・ハミルトンの名がブランド名の由来となりました。
アメリカでの鉄道網の普及により、正確な時間を刻む腕時計の必要性が高まり、鉄道業者の依頼により高精度の懐中時計を作り出しました。第一次世界大戦時に軍隊用の懐中時計を提供し、ミリタリーウォッチの始まりとなりました。
アメリカ軍兵士がハミルトンの腕時計を身につけて世界各地へ行ったことでその名は広く知れ渡るようになりました。ジャズマスター、カーキフィールド、ベンチュラが代表モデルとして親しまれています。
タグ・ホイヤー

出典:TAG Heuer
タグ・ホイヤーは1860年にエドワード・ホイヤーがスイスのサンティミエに設立した工房が始まりです。
1887年に振動ピニオンを発明し特許を得ました。このカップリング機構は現在でも機械式クロノグラフに使用されており、タグ・ホイヤーの偉業の大きさを示しています。カレラ、アクアレーサー、リンク、フォーミュラ1が代表モデルとして人気があります。
グランドセイコー

出典:SEIKO
セイコーの高級腕時計ブランドであるグランドセイコーの歴史は海外ブランドに比べると若く、1960年に国産最高級腕時計を目指しスタートしました。日本国内で専門の時計師集団によって部品生産から組み立てまで行われ、最高レベルの実用腕時計ブランドとしての評価を得ています。
いかがでしたでしょうか?どの腕時計も歴史に裏付けされた高い技術と機能美を兼ね備えています。腕元にお気に入りの一品を加えてセンスを感じさせるコーディネートを目指しましょう!