
すっかり秋らしくなり、秋冬アイテムが本格的に活躍してくれる季節になってきました。
秋冬といえばアウターがキーアイテムになってきますが、暖かみを感じさせてくれるニットも外せませんね!
春夏でもサマーニットを組み合わせる機会がありますが、寒い時期に肉厚感のあるニットを着るのも楽しみの一つといえますね。今の時期はトップスに一枚で合わせたり、薄い生地のものであればジャケットのインナーとして着まわせます。
これからさらに気温が下がればアウターのインナーとして大活躍してくれるので、ニットのワードローブを増やしたいですね!この秋冬ではハイゲージニット、タートルネック二ット、ケーブルニットがホットアイテムとされています。
ハイゲージニットとは毛糸が細く目が詰まり、編み目が多いニットで、薄手に仕上がっています。編み目の段階により、ミドルゲージ、ローゲージに分けられます。ハイゲージニットはローゲージよりも薄い仕上がりですが、目が詰まった編み方により保温性が高めです。
カシミヤなどの良質な素材では、薄手でも充分に保温性があります。また、カジュアルな印象のローゲージに比べて、上品でキレイめな印象を与えてくれます。ハイゲージニットは薄めの仕上がりゆえに、ジャケットのインナーとして最適といえます。
色はジャケットやスーツに合わせて、グレーなどを選ぶといいでしょう。サイズも体に合ったものを選ぶことがポイントになってきます。大人っぽい印象も加わるので、いつものコーディネートからステップアップしたい時にハイゲージニットを組み合わせるといいでしょう!
馴染みの深いタートルネックニットは、首に密着する丸く高い襟のニットです。主にセーターやTシャツ、スウェットに使われ、二重に折り返した状態で着用されます。
亀 (タートル) が甲羅から首を出す様に似ることが名前の由来です。イギリス英語ではポロネックと呼ばれています。日本ではその形状から徳利首、徳利襟、または単に徳利と呼ばれています。一枚で着用するよりもストールと合わせたり、インナーとして用いる機会が多いですね!
ケーブル編み(ニット)は、縄の様に編み込むニットの製造方です。このケーブル網みを施したニット上の模様(アラン模様)や、編んだ服やのことを表すこともあります。日本名は縄編みと呼ばれています。
毛糸を棒針編みで目を交差させることで、縄のようなねじれた模様を作る編み方です。模様だけでなく、立体的に編むことで厚みを増し、防寒性を高める効果もあります。
ジャケットスタイルのインナーとして、クルーネックタイプのケーブルニットを合わせれば、この秋冬らしいコーディネートに仕上がるでしょう!
ニットの季節が到来しましたので、今回は今年の一押しアイテムをご紹介させていただきます!
上質感のハイゲージタートルネックニット
こちらはJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)の2015-16年秋冬新作ハイゲージタートルネックニットです。
定番型で人気を誇るBELVOIR(ベルボア)モデルで、袖の長さをロールアップで変化することができます。
体にフィットするタイトなシルエットが上品さを感じさせてくれます!
ポルトガルの赤ぶどう酒、ポートワインを思わせる深みのあるボルドーがコーディネートに華を添えてくれます。ブルゾンのインナーとして重宝しますが、ジャケットのインナーとして組み合わせて差し色を加えれば、色気あるスタイルに仕上がるでしょう!
暖かみを感じさせるラムズウールニット
こちらはDrumohr(ドルモア)の2015-16年秋冬新作ケーブルニットです。厚みがありながらも軽い着心地で、素肌にも柔らかに着用することができます。見た目以上にタイトなシルエットになっており、アラン柄を強調するほどのフィット感があります。
デニムやチノパンなどのカジュアルめのアイテムとの相性がバツグンです!ダッフルコートと合わせて秋冬らしいコーディネートにするのもいいでしょう!
柄の編みこみが目を惹くハイゲージカシミアニット
こちらはroberto collina(ロベルトコリーナ)の2015-16年秋冬新作ハイゲージカシミアニットです。カシミアならではの柔らかい肌触りが快適な着心地を与えてくれます。伸縮性、しなやかさを備わっており、摩耗にも強く、表面毛羽立ちや毛玉も起こりにくい編み地で機能性にも優れています。
スラックスなどのキレイめのアイテムとの相性もいいですが、ダメージデニムなどと合わせてカジュアルに着崩すのもオススメです!
鮮やかな色がまばゆいローゲージケーブルニット
こちらはBark(バーク) の2015-16年秋冬新作ローゲージニットです。サイジングはローゲージならではの、ちょうどよいシルエットのミドルサイズです。ウールが主素材ですが、ナイロンを混合させており、ウールニット特有の肌への刺激も少なめで、その柔らかな着心地を感じることができます。
素材がウール100%ですと、ニットの伸びや縮みが懸念されますが、ナイロンが加わることにより緩和され耐久性にも優れています。ダウンベストなどのアイテムと組み合わせてスポーツテイストに仕上げるのもいいでしょう!
絶妙な陰影感を醸し出すミドルゲージモヘアニット
こちらはroberto collinaの2015-16年秋冬新作ミドルゲージモヘアニットです。身頃(みごろ)に控えめなチエックパターン柄をさりげなく忍ばされているのがデザインのポイントです。こちらもナイロンを混合させることにより鮮やかな発色に仕上がっています!
いかがでしたでしょうか?編み方によりニットの表情は多様に変化し、そのコーディネートを考えるのも楽しみの一つになりますね。アウターやジャケットによって使い分けてニットをハイセンスに着こなしましょう!