
「スーツは男の戦闘服」まさにその通り。
よく周りから聞こえてくるのが、スーツは「ユニフォーム」だからなんでもいい。
でもよく考えて欲しいのは、週5回スーツを着ると仮定して、1年365日のうち約250日スーツを着るのです。
1年の70%をなんでもいい服で過ごすのなんてもったいない!
毎日じゃなくていいのです。
いつものスタイルから少し着方を変えるだけ、
スーツを買いに行く際に、サイズ選びを変えるだけで、
「なんでもいいユニフォーム」が「モテるスーツ」に変わるのです。
実は、
スーツこそ、男性が来て、一番簡単にかっこよくなる服!
「モテるスーツの着こなし」をイタリア人の着こなしから学びましょう。
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こんな着こなしがかっこいいですよね!
皆さんも、こんなスーツを着こなしてみましょう。

まずは、イタリアンスタイルの特徴を上げていきます。
1,生地が柔らかく、身体のラインが出るカッティング
→つまり男のセクシーさを強調するスーツの着こなしが出来るのです。
2,丸みを帯びたラインと遊び心があるディティール
→柔らかな着こなしが、男性の優しさを表現する。それがモテるスタイルを
創るのです。
3,肩パットは薄めで体に馴染むナチュラルなシルエット
→ストレスなくスーツを着ることが出来、着心地のよい1着になっています。
ブリティッシュのスーツは、
中性の騎士がきるような鎧のイメージ。
厳格で美しさのあるスタイルとの比較で、
イタリアの良さをこの3点にまとめて見ました!
イタリアンなスーツが、
世界のファッショニスタを酔わせる所以ではないかと思います。
そんなイタリアンスタイルの中でも、
私たちが推奨するのは「ミラノスーツ」。
この地域は世界最大のファッション展示会が開催され、世界最高基準のプレタポルタ(既製服)の生産地としても有名で、多くの職人を抱え、質に拘る大量生産として高い評価を得ています。
そんな数多くあるブランドの中でも特に高い評価を獲得しているのがこのブランド。

世界のセレブにも愛用者が多く、
毎回雑誌を賑わす紳士服の筆頭ブランド。
Ermenegildo Zegna -エルメネジルド・ゼニア-
スーツを着ない人でも比べれば、どちらがいいスーツかわかってしまうほどの、
生地のきめ細かさ、艶感が特徴で、着た時の軽さと柔らかさは病みつきになること間違いなしです。
ここまでで、
イタリアスーツの魅力、それを支持する理由がわかったのではないかと思います。
ここからは、モテるスーツを選ぶ時に注意する点をご紹介。
POINT.1 「丈」が最も重要なのです。

袖編
一般的に袖丈はシャツが1~2㎝見える丈で、
着丈は腕を下に伸ばした時に第一関節掴めるくらいです。
着丈編
お尻のちょうど半分くらいの丈感がオススメ。
短めでスッキリとお尻が強調されセクシーな後ろ姿になりましょう。
裾編

裾丈は短く、すっきりとみせるダブル裾もオススメ。
裾の重みでより膝からのラインがキレイに見えます。あえて、クッションはなく攻めて下さい。
更に見られているのは靴下です。ここも気を抜かず、クタクタなものは控えましょう。
POINT.2 カッティングで注目するポイント!
ウエストのシェイプ

柔らかい生地だからこそできるここまでのシェイプ。
イタリアンスタイル特有の着こなしではないでしょうか。
実はアームとウエストの間の「空間」があるかないかで大きく見た目が変わるのです。
ここに空洞があることで、腰の位置が高くなり、脚長効果が期待でき、スマートな印象に。
そして、ウエストからヒップにかけて流れるように描かれる曲線こそが、
イタリア人から香る「男の色気」の要因の一つなのです。
ここまできつく絞られているとストレスがかかると思われるかもしれませんが、それは着れば一目瞭然。生地が柔らかくてノンストレスなのです。生地の柔らかさをなくしては、このカッティングで着心地の良さを得ることが出来ないのです。
ここまでのおさらいをしますと、
サイズ感は、「丈は短め」
生地は、「柔らかなイタリア素材」
最後に、「ウエストのくびれに注目」
この3点は必ずチェックして下さい。
この3点をきっちりと確認にてスーツを選んで頂ければ、
モテスーツを着こなす「モテる大人」の出来上がりです。
その他スーツの着こなしはこちら

ここまで踏まえた上でスーツコーディネートをしてみました。
あえて黒無地スーツを選びましたが、イタリア生地特有の「艶感」、そして「タイトなサイズ感」ができる男を演出してくれるのです。

スリーピースを選べば、パーティーシーンにも対応できるコーディネートに。
艶ネクタイを選べば、パーティー仕様、シックなネクタイを選べばビジネスにと、スーツをあまり着ないという方はぜひスリーピーススーツがオススメです。
最後に
通勤時、電車に乗っているとだらしない着こなしで疲れた表情をしているビジネスマンを良く見ます。
外見で人が判断できるわけではないですが、
外見から変わる力も必ずあると確信しています。
今回書かせていただいた内容は、実はそんな難しいことではありません。
今お持ちのスーツを見て下さい。
裾の長さや着丈の長さなどを見直して、お近くのお直し屋さんへ行くだけでも変わります。
だから諦めてしまわずに、今回のことだけでも実践していただきたいと本当に思います。必ず変わりますから!気持ち大事です。
想像してみてください。
通勤の電車の中のビジネスマンがみんなイタリアンな着こなしをしていたら。
絶対にみんなの表情は朝から疲れていないはずです。
やはり男である以上、モテたいです。
奥様に、彼女に、娘に、同僚に、部下に。
だからこそここに宣言させて下さい!
「日本のビジネスマン、イタリア人化計画」笑
スーツを着るすべての日本人がカッコ良くなれるように、今後も微力ながら活動し続けていきます。
でらマガ編集部 武田