
同じようなアイテムを着ているのに、「あの人お洒落だなぁ」と思う人もいれば、特になんとも思わない人がいると思います。この2つの感じ方の違いは、どこから生じるのでしょうか?
それは、インナーをオシャレに使えているかどうかが基準になります。題して「インナーのおしゃれ上手がモテ上手!」
出掛けた先で上着を脱がないまま食事する人っていませんよね?ファーストフードとかなら別ですけど、女性がいる席でファーストフードというのも少ないはずです。この時期の飲み会の際に、上着を脱いだらよくわからないキャラクターもののトレーナーなんて恥ずかしいネタはやめたいところ。
ではどんな着こなしで行けばいいのか、インナーに選びたいニットを紹介します。
まずは、ミリタリーテイストのブルゾンのインナーとして、クルーネックニットと白シャツ。これは王道の組み合わせで、デニムにミリタリーブルゾンというカジュアルな着こなしを、インナーできれい目にまとめているのがポイントです!
アウター着用時のワイルドな印象と脱いだ時の知的な印象のギャップが武器のスタイル。
続いては、味のあるレザーブルゾンスタイルです。こちらは、少し厚みのあるタートルネックのニット。レザーのつるっとした表面の感じに、ニットのふわっとした素材感が引き立ちます。タイト目なアウターを着る場合、インナーもタイトにすることがキレイに見せるコツです。
ニットとレザーの組み合わせは保温性も抜群なので、枚数を着こまなくても大丈夫です。
そして、同じタートルネックニットでも色物を用いることで印象は変わります!
マットカラーの落ち着いたダウンジャケットにベージュのコットンパンツを合わせる王道ともいえるスタイルが一変!かなりハイセンスなコーデに早変わり。シンプルな着こなしもしっかりときれいな色物を1点投入することで印象が様変わりします。
こちらは同じくダウンにコットンパンツというコーデで、インナーにチェックシャツとカーディガンを用いています。きれい目な印象のアウターに対して、脱ぐと発色のいいパープルカラーのカーディガンとチェックシャツで若干ポップな印象に。これもギャップですね!
きれいにまとめながらもオフタイムのような遊びを入れていけるとベスト。なかなか色物のアウターで勝負!とはいきにくいと思いますが、インナー使いだったら試しやすくありませんか?
第一印象アップにつながると思います。
そして、最後はコートスタイル。人気なのはチェスターフィールドコートにマフラーというスタイルですが、店に入ってコートを脱ぐと、柄物ニットベスト!定番の白シャツに少し派手なくらいの柄物のベストを合わせても全体のバランスが良くなります。
今季トレンドのフェアアイル柄のニットベストは、ぜひチェックしてみてください!ベストにすることで、アウターにタイトなものを選んでも腕周りの動かしやすさに問題は発生しません。インナーにこだわってもコートを着たときにモコモコしていてはダサいので注意してください。
アウターを活かしながら、脱いだときにも気を抜かない、そして、色や素材による若干のギャップを意識することもポイントです。ぜひインナーまでカッコイイ、そんなコーディネートを目指していきましょう!
今年の勝負ダウン!といって、何十万も出した一方で、脱いだら無地のカットソー一枚だけだった、なんてなったらなんだかさみしいですもんね。