
ファッションコーディネートを考える上で、カラーリングは非常に重要な要素となりますよね。単体のアイテムがかっこよくても、カラーリング選びを間違うとせっかくの魅力を半減させかねません。ただ、カラーコーディネートは非常に難しく奥が深いので、毎日のコーディネートに悩むことも多いでしょう。そんな時に、手軽におしゃれに見せることができるテクニックとして、モノトーンコーディネートがあります。
モノトーンコーディネートについて改めて解説すると、白や黒、グレーの無彩色のアイテムで構築するファッションの事を言います。色味を抑えることにより、大人を印象つけるコーディネートに仕上がることができるのが特徴です。特に、白と黒の組み合わせは、所有している数も多いでしょうし様々な組み合わせを楽しむことが可能です!では、どんなモノトーンコーディネートを実践するとよいのでしょうか?
この記事では、迷った時に是非実践してほしいモノトーンコーディネートを紹介します。
悩んだらこれ!モノトーンコーディネートを実践しよう
全体的に細身に見せることができるモノトーンコーディネート!

出典:wear
このコーディネートでは、基本的に黒を中心としてコーディネートを構築して、インナーのニットに白を入れてクールな印象を与えています。とてもスリムで、スタイルの良さが際立っていますよね!これも、モノトーンコーディネートの真髄であり見た目以上に細すぎないアイテムですので、着用しやすさもキープしています。
全身をBUFFALO BOBS(バッファローボブズ)で固めていますが、ダウンジャケットはまるで桃の皮の表面のような風合いを持つ柔らかくて、なめらかなピーチスキンを使用しています。極細のデニール糸で高密度に織っているので、透湿防水と撥水性が高いのが特徴です。ボーダーキルトステッチを施しているので、シャープに見えるように工夫されています。
ボトムスには、ダメージ加工のスーパースキニーデニムをチョイスしていますが、ストレッチ性が高く履きやすいのが良いですね。美脚効果もあるので、スタイリッシュに見せたいときには重宝すること間違いありません。
全体的に白と黒を散りばめたモノトーンコーディネート!

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このコーディネートでは、小物を含めて多くのアイテムを白と黒でコーディネートしたスタイルとなっています。唯一、キャップにレッド系のアイテムを用いていますが、落ち着いたレッドですのでイメージを崩してはいませんよね。
アウターにはSnow Peakのファイヤーレジスタンスレインジャケットを着用しています。強靭で難燃性のある繊維として有名なアラミドを配合した素材を表地に採用しています。3レイヤーのレインジャケットとなっていて、非常に珍しい防炎性があるというのが良いですよね。ハンドウォームポケットは2方向から出し入れできる便利なものとなっています。
ボトムスには、同じくSnow Peakのリサイクルポリエステルフリースパンツをチョイスしています。リサイクルされたものを使用するという、珍しいアイテムですが細身のシルエットで履いているだけでもかっこよく見えます。黒の特徴として、多少大きくてもスリムに見える点がありますが、その点も加味すると更にシュッとしたイメージを持つことができますね。
全身ブラックでさり気なくホワイトを入れる!

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このコーディネートでは、のラグジュアリー×スポーツスタイルを提案するH.I.P by SOLIDOのミリタリースタイルのブルゾンをメインとしています。そのインナーにSIDE SLOPE(サイドスロープ)のハイゲージタートルネックニットを合わせて、あまり暗くなりすぎずに適度な明るいイメージを植え付けることに成功しています。ちょうどよいタートルネックのサイズ感という点も印象に残ります。
(H.I.P by SOLIDOの詳しい解説はこちら)
H.I.P by SOLIDOのブルゾンについては、中綿にダウンを超える人工羽毛と言われるプリマロフトゴールドを使用しています。まるで羽毛のような軽さで暖かい保温性と柔軟性を兼ね備えています。更に、羽毛では得ることができない撥水性も発揮しますので、多少の雨風なら全く問題なく着用可能です!SIDE SLOPE(サイドスロープ)のニットは、ウールのなかでも最高級と言われている、エクストラファインメリノウールを使用しています。繊維がとても細かくしなやかな肌触りと、美しい光沢が印象に残りますね。
ボトムスにはSOLIDO(ソリード)の中空糸スラックスをチョイスして、タイトなラインを演出しつつも、ストレッチが効いているのでリラックスして着用が可能です。
(SOLIDOの詳しい解説はこちら)
休日スタイルに試してみたいパーカーとスラックスでのモノトーンコーディネート

出典:でらでら
どうしても子供っぽさを感じさせるイメージがあるパーカーですが、モノトーンコーディネートで着用するとクールで大人っぽく着用できます。また、このSTONE ISLAND(ストーンアイランド)のパーカーは柔らかく加工されたコットンスウェット生地を使用しているプルオーバーパーカーとなっていて、大人っぽさを感じさせます。
(STONE ISLANDの詳しい解説はこちら)
ミニマルなサイジングで、垂れ下がるドローコードは平たく薄いのが特徴的です。そこにCIRCOLO 1901(チルコロ1901)のジャージシリーズのリラックスパンツを合わせています。適度に厚めな生地を使用していて、裏起毛ですので適度に暖かく頼れるスウェットジャージパンツとなっています。浅い股上に膝上からのテーパードが効いている、スリムフィットなデザインで履きやすさもキープしています。
(CIRCOLO 1901の詳しい解説はこちら)
スニーカーもHYDROGEN(ハイドロゲン)のメッシュクロスとヌバックレザーをうまく使い分けたスニーカーで動きやすくカラーリング的にもモノトーンコーディネートのイメージを崩すことなくうまく合わせていますね。
(HYDROGENの詳しい解説はこちら)
差し色を入れて更におしゃれに!スポーティーなモノトーンコーディネート

出典:でらでら
このコーディネートでは、FRANKLIN & MARSHALL(フランクリン&マーシャル)のカレッジ系ジャージのセットアップスタイルを実践しています。このアイテム自体でもブラックカラーをメインに、ホワイトカラーのダブルラインも入っていて、モノトーンコーディネートとなっていますね。ツルッとしているポリエステルクロス製で、独特のシャカシャカという音も楽しめますよ。
(FRANKLIN & MARSHALLの詳しい解説はこちら)
袖に付けられたアイコンラインは、実はよく見ると幅違いとなっています。基本的に羽織って着ることを想定してデザインされていますが、ジップを開けても閉じても魅力的なIラインを表現することが可能です。ジャケットの方はボトムスにチノパンなどをあわせてもかっこよく着こなすことができますよ。もちろん、セットアップでコーディネートするとよりスポーティーさが際立ちます。
このコーディネートでは、モノトーンに華やかさを入れるように、マスタードイエローのニットキャップを被り、彩りを与えてよりかっこよく着こなしていますね。
最後に
いかがでしたでしょうか?モノトーンコーディネートのメリットは、所有しているアイテムが多く、過度にカラーバランスも考えることなく着用することができる点があります。ただモノトーンだけで構築しても味気ないという時は、ちょっとした小物で差し色を楽しむのも良いでしょう!