
冬の足元を彩る存在としてブーツがありますよね。決して派手なカラーリングのものが流行しているわけではないのですが、無骨さが魅力的で上手く履きこなすと大人の男性をアピールすることも可能です。ブーツを専門的に取り扱っているブランドも数多くあるのですが、その中でもParaboot(パラブーツ)の人気は絶大で、今シーズンも多くの注目を集めています。
Paraboot(パラブーツ)は1927年に靴職人であるレミー・リシャールポンヴェール氏により創業したシューズ専門ブランドです。細かな工程を経て作られており、その数はなんと150工程もあります!更に、すべての工程を手作業でこなすことにより、高いクオリティを確保することに成功しています。ラバーソールをメジャーにしたブランドとしても有名で、今でも革新的な技術や素材を使用して、人々をあっと驚かせています!
今回は、これからの季節により履きたくなるシューズを提供している、Paraboot(パラブーツ)のイケてるブーツを紹介します。
Paraboot(パラブーツ)のブーツで快適かつおしゃれに過ごそう!
定番のAVORIAZ(アヴォリアーズ)も魅力的!


Paraboot(パラブーツ)の中で定番モデルとして定着しているのがAVORIAZ(アヴォリアーズ)であり、スタイリッシュでとてもかっこいいものとして有名です。世界中のアルピニストを魅了するシューズであり、タウンユースではなく本格的な登山でも大活躍間違いなしなアイテムなっています。第一印象として、無骨で頑丈であることがわかりますが、実は履きやすくそこそこ軽いのも魅力的です。
とても上品なエコルセ・ブラウンカラーに対して、色斑を入れてクラシカルなイメージも持たせています。これは、手作業による処理により施しており、絶妙なバランスの良さが光ります。Dリング4列とフックピン3列のシューレースタイプであり、そこにスノーフラップと呼ばれる羽根上に分かれたタンを重ねることで、防風性と防雪性を実現しています。
このコーディネートでは、 MONCLER(モンクレール)の上品な光沢が印象的なダウンジャケットを着用して、更にアウトドア感をアップさせています。JACOB COHEN(ヤコブ・コーエン)の細身のパンツとも上手くマッチしていてかっこいいですね。
(MONCLERの詳しい解説はこちら)
(JACOB COHENの詳しい解説はこちら)
つま先がほっそりしていてスタイリッシュなLOVEN(ロヴェン)


LOVEN(ロヴェン)というモデルは、クラシカルなブラックカラーが印象的で、サイドゴアブーツなのでとても履きやすいのが特徴です。側面のゴムの伸縮に過度に頼ることなく、シャフトとアッパーの形状を工夫して足の包み具合を高めているのが特徴です。つま先が薄くホッソリとした形状により、ドレスシューズのようにエレガントに履くことができるのが良いですね。
ラバーソールを見ると主にビジネスライン用に開発されたACTIVソールを採用していて、側面や裏から見るとスッキリとしたフォルムとなっています。ゴム部分もヒールも含め、全体をブラックで統一しており、統一感が感じられますね。登山靴の製法で知られているノルベイジャン製法で作られていて、いつまでも楽しめるブーツとして知られています。
このコーディネートでは、STONE ISLAND(ストーンアイランド)のスウェットとシャツを合わせて、スポーティーなイメージもあるスタイルで、軽さも感じられますね。
名作CHAMBORD(シャンボード)をブーツに仕立てた別注モデル!


Paraboot(パラブーツ)の中でも名作との呼び声が高いのがCHAMBORD(シャンボード)というモデルです。このCHAMBORD(シャンボード)自体はローカットシューズなのですが、イメージをそのままにブーツに仕立てたアイテムとして、このBEAULIEU(ボーリュー)があります。ブーツでありながらも、端正なフォルムが印象的でドレッシーなスタイルにもピッタリ合いそうですね。
こちらは別注モデルでありネイビーレザーを使用しているのが印象的です。また、光の加減でネイビーのトーンが微妙に変化して、独特な光沢を放つのも印象的です。ノルウェイジャン製法で仕立てつつ、PARA-TEXラバーソールを採用しているので、Paraboot(パラブーツ)の持てる技術を全て取り込んだ集大成的なアイテムでもあります。
このコーディネートのように、アンクル丈のパンツとの相性が抜群ですし、テーパードの利いたワイドパンツと合わせてもかっこいいですよ。
ツルッとした質感が印象的!MANEGE(マネージ)


Paraboot(パラブーツ)で数多く存在するモデルの中には、事情があって廃盤となったものもあります。このMANEGE(マネージ)というアイテムは、他のモデルと比較して精算コストがかかるという理由で一度はラインナップからは外れましたが、根強い人気により見事復活を果たしているモデルとして有名です。
アッパーは定番のリスレザーを使用していますが、ソールはグリフ2と呼ばれるものを使用しています。Paraboot(パラブーツ)の代表的なパラテックスソールよりも薄く、ボリュームを抑えたソールですので過度にカジュアルになりすぎずスタイリッシュに履くことが可能です。当然さまざまな天候にも耐えることができる耐久性と防水性・防寒性の高さも印象的です。
サイドゴアブーツですので、脱ぎ履きのし易さと共にデザイン的にも良いアクセントとなっています。このコーディネートのように、緩めのパンツをロールアップしてブーツをアピールするように履くのも良いでしょう。
オフスタイルで特に活躍するチャッカブーツ!


このブーツは、よりオフシーンを意識してカジュアルに仕上がっているチャッカブーツです。ドライビングソールをミックスして履き心地をより高めており、ドレッシーな表情も魅力的ですよね。3アイレットでホールド感があるノルヴェイジェン製法を取り入れるなど、Paraboot(パラブーツ)の様々なモデルの良い点を取り入れていて、ブランドファンから見るとすんなり受け入れることが可能なフォルムが印象的です。
アッパーとソール共に屈曲性に優れた素材を使用して、カットパーツを増やしつつドライビングシューズにチャッカブーツのテイストを取り入れた独特のデザインとなっています。元々はCHAMBORD(シャンボード)のために開発されたオイルドカーフレザーを使用していて、ほぼメンテナンスフリーで長い間履き続けることができるのも良いですね。
このコーディネートでは、カジュアルなシャツをレイヤードする独特な着こなしをしていますね。PT01(ピーティーゼロウーノ)のリラックスできるスウェットパンツとブーツとの相性がよく、スポーティーな印象も与えていますね。
(PT01の詳しい解説はこちら)
最後に
いかがでしたでしょうか?今回はParaboot(パラブーツ)のブーツに限定して紹介しましたが、ローカットシューズでも更にカッコいいアイテムが多く存在しています。本格的なアウトドアブーツやスタイリッシュなブーツまで、Paraboot(パラブーツ)の魅力的なアイテムを是非ご自身の足で試してみませんか?