スーツ、しっかり着こなせてますか?スーツの着こなしマニュアル!

出典:Men's FashionSnap Freak

Pocket
LINEで送る

人間が成長していく過程の中で、その成長を自分で実感できるシーンってありますよね。例えば、一人で仕事をこなせるようになると、一人前の社会人になったことを実感できるものです。また、ファッションでも同様で、このアイテムを着こなせるようになれば大人になったと実感できるものがあります。その代表的なアイテムに、スーツがあります。

学生時代はスーツを着ることはほとんどなく、あっても冠婚葬祭や就職活動ぐらいなものです。そこで、社会人になって毎日のようにスーツを着ることになると、どこか気分も引き締まる思いが生まれます。ただ、スーツは適切に着用しないとだらしなさが際立つアイテムでもあり、ただ着ればよいのではありません。では、スーツはどのように着こなすと良いのでしょうか?

今回は、当たり前のように感じるスーツの着こなし術について、改めて解説します。すでに社会人として活躍されている方も、振り返る意味でも再認識してほしい情報満載です!

再認識してほしい!スーツの着こなし術を紹介!

一番下のスーツのボタンは留めないのが一般的!

一番下のスーツのボタンは留めないのが一般的!

出典:でらでら

すでにスーツを何年も着こなしている方でも意外と知られていない事実ですが、ジャケットのボタンは一番下は留めずに着用するのが一般的です。3つボタンのジャケットの場合は上から2つを留め、2つボタンのジャケットや段返り3つボタンジャケットは上の1つだけを留めます。これは、基本的にジャケットは下のボタンを留めずに着用するように設計されているためであり、全て留めると型崩れしやすいためです。ただ、アイテムによっては全て留めることで綺麗にみせるデザインのものもあります。

この例では、L.B.M.1911(エルビーエム)の2つボタン シングルジャケットを着用しています。厚みと軽さを兼ね備えており、柔らかさがあり、まるでフリースのような着心地となっています。独特な風合いがあり、ボルドーレッドをメインとして霜降りのようにピンクやベージュなどをミックスさせて、上手くバランスを取っているのが印象的です。着丈が短く、胸元も袖幅もスリムなデザインとなっていて、そのスリムさを殺さないように下のボタンを留めずに着用しています。
(L.B.M.1911の詳しい解説はこちら)

このコーディネートでは、ボトムスにはPT01(ピーティーゼロウーノ)のチェックパンツをチョイスして、ビジネスシーンの中でもカジュアルさを演出できるセットとなっています。基本的には、立っているシーンではボタンを外し、座っている時にはボタンを留めるのがマナーとなっていますので、使い分けに注意してください。
(PT01の詳しい解説はこちら)


ポケットの蓋はそのまま出しておくのが良い!

ポケットの蓋はそのまま出しておくのが良い!

出典:でらでら

スーツの着こなしで、悩むポイントとしてジャケットのポケットの蓋があります。人によっては蓋を中に入れている人もいれば、そのまま出している方も見かけます。まず、この蓋についてどのような役割を果たしているかについて解説すると、蓋は英語ではフラップと呼ばれており、雨やホコリからポケット内部を保護するために付けられています。その意味から考えれば、室内ではフラップをポケットの中にしまうのが一般的ですし、屋外の場合もパーティーなどのフォーマルなシーンではしまうようにしてください。

こちらのコーディネートでは、外出先なので蓋を出した状態で着用しています。Luigi Bianchi Mantova(ルイジ・ビアンキ・マントヴァ)のスーツなのですが、イタリアの伝統的なデザインが目を引きます。極細番手で上品さがあり、皺になりにくい薄手系のフランネルウール地を使用しており、着やすさを頑丈さをキープしています。デザインに目を向けると、ノッチドラペルでナロータイプを採用し、スリムなシルエットの2つボタンシングルジャケットとなっていて、更に立体加工によって着やすいアイテムとなっています。

このコーディネートでは、 Felisi(フェリージ)のブリーフケースとカラーリングが上手く連動していて、おしゃれでデキるビジネスマンをアピールしていますね。
(Felisiの詳しい解説はこちら)

ジャストサイズのジャケットを選ぶ!

ジャストサイズのジャケットを選ぶ!ジャストサイズのジャケットを選ぶ!

出典:でらでら

スーツのジャケットを選ぶ際には、ジャストサイズのものを選ぶようにしてください、ジャストサイズの定義は肩、着丈、胸周り、袖丈が重要なポイントとなります。肩は指でひとつまみできる余裕があるものがおすすめです。着丈については、流行が出るポイントですがスタンダードなサイズとしてはお尻がちょうど隠れるサイズが適切です。胸周りはボタンを留めた状態でチェックして、胸の下に横皺が発生せず、膨らみがないものを選びます。最後に袖丈については、机に手を置いた時に手の甲に袖が少し当たる長さが適切です。この全てを満たしたジャケットを見つけるのは非常に困難ですが、場合によってはオーダーメイドも視野に入れたいところです。

この例では、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)のこざっぱりした印象のあるスーツです。ワインレッドとグレーカラーの2色ストライプが印象的なキュプラ100%クロスを使用しています。日本人の体型に合わせたオリジナルの型紙を使用しており、先に紹介したポイントを全て満たしたジャストサイズなスーツを選ぶことができます。
(Ermenegildo Zegnaの詳しい解説はこちら)

スラックスのサイズも重視する!

スラックスのサイズも重視する!

出典:zozo

スラックスは、ジャケットに隠れる部分もあるので、ジャケットほどこだわっている人は少ないのが実情です。でも、せっかくジャケットが秀逸なのにスラックスのサイズ感が合っていないと、台無しになってしまいます。スラックスを選ぶポイントとしては、お尻まわりのサイズがあり、横のポケットが勝手に開いてしまう場合、動きにくくて窮屈ですので、もう少し余裕があるものを選ぶようにしてください。逆に大きすぎると、お尻の部分に余計なたるみが出てシルエットが損なわれます。

次に、太もも周りのサイズを意識してください。指でひとつまみできるかがポイントであり、つまめない場合はむっちり感が出てしまいますし、ダボつくようなサイズ感ではダサいイメージが付きまといます。最後に、裾のサイズはヒール+3センチ程度が理想形とされています。シューズによっては、裾丈を短くしたりするような調整も行うと、よりスマートなスタイルを得ることができます。

この例では、TAKEO KIKUCHIのスーツをチョイスしていますが、身体のラインを活かしたナチュラルなサイズ感となっていて、美脚効果も発揮していますね。


柄物は基本的に一つのみにする!

柄物は基本的に一つのみにする!

出典:zozo

柄物のスーツは、上手くアクセントを付けることができ、人との違いを演出できます。確かに有効的なテクニックではありますが、注意したいのは柄物は全身で1つまでに留めておく方が良いという点です。柄物がいくつもあると、柄同士が喧嘩してせっかくの柄が相殺されてしまうためです。もしスーツを柄物にするのであれば、シャツやネクタイは無地のものを選んでください。

この例では、TOMORROWLANDの通年着用可能な素材を使用した2Bスーツを着ています。有名なカルロ・バルベラ社の生地を使用して、オーストラリアンスーパーファインメリノウールと極細のシルクにより、上品さが際立っています。グレンチェックなのですが、カラーリング的に同系色なのでさり気なく柄をアピールできます。そこに、シャツやネクタイは柄がないものを合わせていますね。

柄同士を上手く合わせておしゃれに見せることも可能ですが、非常に難しいテクニックですので、基本は1つに留めておくことをおすすめします。

最後に

いかがでしたでしょうか?スーツの着こなしは当たり前のように染み付いているようでも、その意味まで知って着用している方は実際には少ないものです。今回紹介したことを再認識して、身だしなみからこだわってみませんか?

Pocket
LINEで送る