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バッグは、一般的には身につけるというよりは持つというイメージが強いですよね。どうしてもものを収納すると膨らんでしまうので、体にフィットさせるのが難しくなるものですが、中にはまるで体の一部となったかのように身につけることができるバッグがあります。それが、ボディバッグです。今ではスマートフォンが普及して、タブレット端末も持つ方が増えている中で、ボディバッグに入れて持ち運べば、スマートさをキープして移動中も様々な事を行えます。
スマートさが魅力であるボディバッグですが、便利な面がありつつも残念ながらダサいというイメージがあるのは事実です。特に、ボディバッグは女性受けがあまり良くないという印象がつきまとっていて、せっかく便利なのにボディバッグを敬遠してしまう方も多いのです。ただ、これはアイテム単体が悪いというよりは、コーディネート方法が適切ではないためにそのようなイメージが付きまとっているのです。
そこで今回は、ダサいと思われがちなボディバッグのNG&OKコーディネートについて紹介します。この記事を読んで、ネガティブなイメージがあるボディバッグを使いこなせるようになりましょう!
目からうろこ!ボディバッグはこんなコーディネートを心がけよう
素材によってはダサく見えてしまう!

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ボディバッグのメリットとしては、付けていてストレスを感じさせない点です。また、身につけていると両手がフリーとなるので、アクティブなシーンでも使用しやすいのが良いですね。より動きやすさを重視して、スポーティーなデザインや素材のボディバッグを持っている方を見かけますが、正直言ってあまりかっこいいものではありません。
何故ダサく見えるとかと言うと、どこか子供っぽさが出てしまう点があります。ファッションを楽しんでいるのではなく、荷物を持ち運ぶのを容易に行いたいがために持っているようにしか見えません。また、オタクっぽさも出てしまう可能性があるので要注意です。特に、アウトドアやスポーティーなボディバッグには、そのような傾向が出てしまいます。
この例では、ジャージパンツにTシャツというラフなスタイルで、ボディバッグもアウトドア系のもので少しひねりがなくダサいイメージが先行しています。
トップスにシワが寄ってしまいダサい!

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ボディバッグ自体は、とにかくダサいアイテムではありません!ただ、身に付けることで様々な影響を与えてしまうのは事実です。ボディバッグは、体にぴたっとくっつく方がおしゃれに見せますが、それによりトップスにシワが寄ってしまう恐れがあります。このコーディネートでは、割合頑丈であるデニム系生地のシャツを着ていますが、それでもボディバッグに引っ張られてシワが寄っています。これにより、せっかくのおしゃれなアイテムが台無しに見えてしまいます。
また、シワが寄ることにより他の部分が引っ張られることになるので、ボディラインが強調されてしまう点も懸念されます。鍛え上げられたボディをお持ちの方であれば良いのですが、少しふっくらされている方ですと、だらしない印象を与えかねません。特に、お腹周りが強調されてしまうことになるので、上手く体型をカバーしてコーディネートされていると、台無しになってしまいます。
なるべく、ストラップを長めにとっておき、トップスが引っ張られないように工夫すると良いでしょう。
方向感が無いボディバッグは斜めがけに向かない!

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ウェストポーチをボディバッグのように着用されている方もよく見られます。どちらでも着用できるように、全方向でジップが開くなどの工夫を凝らしたアイテムも見られるのですが、明らかにウェストポーチをイメージして作られたものをボディバッグとして使用するのは無理があります。無理やり使用すると、例えばジップを閉め忘れて歩いていると、荷物を知らないうちに落下させてしまう恐れもあります。
この例では、Columbiaのヒップバッグをボディバッグ代わりに使用しています。確かに、ボディバッグのようにスリムに体にフィットさせて着用しているイメージでありますが、ジップの配列などが前向きになっているので、基本斜めがけには向きません、同モデルには、バッグ上面にジップが付いたボディバッグモデルもあるので、ボディバッグとして使用したいのであればそちらを使用すべきです。
高級感に溢れてボディバッグのイメージを払拭する!


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では、ここからはおすすめのボディバッグとコーディネートテクニックについて紹介してまいります。ボディバッグは、付け方だけでなくどうしても子供っぽいイメージのアイテムが多いのですが、このBALLY(バリー)のボディバッグを見ると、そんなイメージを払拭する大人のバッグとなっています。HOMAと命名されたこのバッグは、角を丸くデザインして、見た目以上にスリムに見えるのが特徴です。
(BALLYの詳しい解説はこちら)
それでも、実際には500mlのペットボトル3本を余裕で収納できるサイズ感が魅力的で、財布とタブレット端末、ガジェットを収納してもまだ余裕なサイズ感は良いですね。ストラップはブラックベースでホワイトのラインが入っているのですが、これはBALLY(バリー)の特徴でもあります。デザイン的に、少しアクセントとなっているのにも注目ですね。
バックル部分に真鍮を使用して、高級感に溢れていますし傷に強い点も見逃せません。カジュアルなトップスに対し、ラグジュアリーなバッグで上手くバランスを取っている、良コーディネートですね!
まるでリュックサックのようなデザイン!


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このコーディネートでは、ボディバッグを前でかけて利用しています。このように、前がけで持つ方法も、イケてる持ち方としておすすめです!また、このボディバッグはまるでミニチュアなリュックサックのようなデザイン性もユニークですね。HALEINEというブランドのアイテムなのですが、プルアップレザーを使用したホームメイドなボディバッグとなっています。
意外なほど収納力が高く、手帳や水筒などをスマートに収納することができます。また、外側にもポケットがあるので、スマートフォンなどを収納しておくには持ってこいですね。独特なレザーの質感があり、また使い続けることでより深みのある味わい深さを演出することができます。
このコーディネートのように、ホワイトのシャツとコーデして爽やかさを演出してもよいですし、よりカジュアルなスタイルにコーデすると、よりこのバッグの格式高さが際立つこと間違いありません!
最後に
いかがでしたでしょうか?何気なく行っていたことが、実はダサく見える行動だったことがご理解いただけたかと思います。これからの季節、よりボディバッグが重宝するシーンが増えてきますので、イケてるボディバッグを相棒にアクティブに過ごしてみませんか?