礼装・ビジネス・カジュアル…TPOに合わせたポケットチーフの折り方で一つ上のオトナの男へ!

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大人になると礼服を着る機会も増えますよね。礼服では基本的にファッションで個性を出すことはできず、ありきたりなコーディネートに終始しなければなりません。ただ、密かに個性を出す方法はいくつかありますが、最も手軽な方法としてポケットチーフがあります。ポケットチーフとは、胸ポケットに挿すハンカチーフのことを言います。

ポケットチーフは、そのもの自体にも種類が幾つか存在しますが、折り方でも大きく見え方が異なります。更には、ジャケットのイメージによっても大きく見え方が異なってきます。一概にポケットチーフと言っても、実に奥の深いジャンルであるのです。では、ポケットチーフの折り方にはどのようなものがあり、どんなシーンにマッチするものなのでしょうか?

今回は、大人の男性こそ意識してコーディネートしたい、ポケットチーフの折り方について解説します。

ポケットチーフ一つで個性を演出!折り方の種類にはこんなものがある!

ポケットチーフの歴史をおさらい!

まずはじめに、ポケットチーフの歴史について解説します。ポケットチーフというと、イギリスの紳士が愛用しているイメージがあり、どこか欧州由来の文化のように思えますが、実はその起源となっているのは中国の農民から来ていると言われています!中国の農民が、日よけのために服の適当なポケットに手ぬぐいを挿していました。同時に、西洋でも労働者がポケットに手ぬぐいを挿したり折ったりして持ち運んでいました。

その労働者のファッションは、ブルジョアにまで影響を及ぼし、いつの日かブルジョアでは労働者ファッションがトレンドとなりました。もちろん、手ぬぐいをポケットに挿すという流れもそのままで、更にファッションとして様々なスタイルが誕生して今に至っています。実は、西洋とは別に日本でも独自の進化を遂げていて、江戸時代には既にポケットチーフと同じものが登場していました!

日本では、遊び人が帯に手ぬぐいを挿して個性を演出していましたが、やはりブルジョアのファッションから来ていることもあり、紳士のイメージが強いですよね。

華やかなフォーマルシーンでの礼服にはこれ!スリーピークス

華やかなフォーマルシーンでの礼服にはこれ!スリーピークス

出典:Rampley&Co

フォーマルなシーンではポケットチーフを活用したくなりますよね!それは、礼服では個性を出しにくいスタイルであるが故なのですが、そんなフォーマルシーンにぴったりなポケットチーフの折り方として、スリーピークスがあります。スリーピークスとは、テーブルナプキンのように3本の角を立てたようなスタイルの事を言います。フォーマルなパーティーなどの出席では、出席者としてではなく主賓として出席する際にも、スリーピークスを活用できます。

折り方は非常に難しいイメージがあるのですが、コツさえ掴めが簡単にスリーピークスを作り出すことができます。よりスリーピークスを目立つように挿すと、威厳さをアピールすることができます。また、角先の間隔をしっかり揃えるだけで、誠実なイメージをアピールできます。結婚式などでも、多く見られるポケットチーフの折り方でもあります!ただ、流石に葬式ではNGとなるのだけは覚えておきましょう。

スリーピークスの他に、角が2つのツーピークスもフォーマルシーンの礼服に最適です。色とりどりのポケットチーフよりも、白無地のリネン素材のものがスリーピークスでは最適となります。

ビジネスの世界もでポケットチーフは有効!

ビジネスの世界もでポケットチーフは有効!

出典:Business Insider

ビジネスシーンでは、フォーマルシーン同様になかなかファッションで個性を出しにくいシチュエーションですよね。そんな中で、ポケットチーフでおしゃれに磨きをかけたいところですね!ビジネスでオススメのポケットチーフの折り方としては、ワンピークがあります。ワンピークは、先に紹介したスリーピークスと違い、一山で形成されているポケットチーフです。別名、トライアングルとも呼ばれています。

ワンピークは、スリーピークスよりも手軽に誰でも折りやすいスタイルのように思えますが、実は一筋縄ではいかないのです。と言うのも、一山なのでシンプルなのですが、実は山の頂点を少しズラすだけでも全くイメージが異なりますし、山の高さや勾配を変化させるだけでも、全く違ったイメージを作り出すことができます。また、スリーピークスのように立体感を付けにくいので、折る前にある程度型付けしておく必要もあります。ただ、必要以上に存在感をアピールする折り方ではないので、ビジネススーツにもぴったり合うのです。

折り方のポイントとしては、二等辺三角形よりも少し歪な三角形の方がよりかっこよく見せることができます。素材的には、リネンやコットンのポケットチーフと良くマッチします!

まるでアナウンサーみたい!TVホールドもビジネスでオススメ

ニュースなどに登場するアナウンサーも、ポケットチーフを挿していますよね。場合によっては、シリアスなニュースをお届けすることもなるのですが、そんなアナウンサーが良く用いるポケットチーフの折り方として、TVホールドがあります。TVホールドとは、ポケットに対して水平に折りたたんだポケットチーフを挿すスタイルです。アメリカのニュースキャスターが好んで用いていたことからTVホールドと名付けられています。イギリスでは、別名ポケット・スクエアとも呼ばれています。

折り方は至って単純で、ポケットの長さと高さに合わせて四角く折りたたんで挿すだけです。ポケットチーフの縫い目を見せるのが嫌な場合は、最後に折り返しを付けて工夫するだけで、手軽にオシャレ感をアップさせることができます。一般的にはシルクなどで白いものを用いるのが定番ですが、最近ではジャケットに対して差し色となるカラーリングのものを合わせると、カジュアルシーンでも大活躍します。

カジュアルシーンではクラッシュドがおすすめ!

カジュアルシーンではクラッシュドがおすすめ!

出典:Soletopia Blog

カジュアルな場面でも、ジャケットスタイルは非常にかっこよく見えるものです。また、ポケットチーフもより個性を強く出すことができるので、絶対にポケットチーフをチョイスしたいですね!そんなカジュアルシーンでのおすすめの折り方としてはクラッシュドがあります。クラッシュドとは、その名の通り形状を崩したかのような折り方のことです。

クラッシュドスタイルは、崩すのが目的なスタイルですので、折り方も非常に簡単です。ポケットチーフの真ん中から少し外れた位置をつまみ、逆の手で下の方を握って膨らみを作り、縁を上にしてポケットに入れて形を多少整えて完成です。再現性はあまり高くありませんが、それもクラッシュドの魅力の一つです。

手軽に華やかさを出すことできる折り方で、一見するとスリーピークスと似ていますが、実は全くベクトルが異なります。カラーリング的に明るめのポケットチーフがぴったりですし、素材的にはボリュームをもたせることができるものをチョイスするとよりかっこよさが引き立ちます。

最後に

いかがでしたでしょうか?今回紹介したのはほんの一例であり、ポケットチーフは他にも様々な折り方があります。また、自分オリジナルの折り方を編み出すというのも非常に有効的です。同じポケットチーフでも、折り方でまた違った表情を見せてくれます。使うシーンに合わせて、様々なアレンジを加えてみることをおすすめします。
(様々なポケットチーフの折り方についてはこちら)

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