雨雪の強さはここにあった!?パラブーツといえばリスレザー!人気のミカエルやシャンボードにも使われているんです!

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オシャレなシューズを続々とデザインして、歴史のあるブランドとして名高いのがパラブーツですよね。1908年にレミー・リシャールがフランスで立ち上げたブランドですが、ブランド誕生当初は登山靴や軍靴を製造していました。アメリカのラバーシューズに出会った事により、パラブーツは急速的に発展を遂げるのですが、その成り立ちにおいて絶対に欠かしてはいけないものがあります。
(パラブーツの詳しい解説はこちら)

それは、リスレザーです、現在のパラブーツのシューズの殆どで使用されているレザーなのですが、これに出会っていなければ今のパラブーツの繁栄は無いと言っても過言ではないのです!それほどまでに、パラブーツの中でも重要なウェイトを占めているのです。過去、パラブーツでは多くのレザーにチャレンジしていますが、やはりリスレザーに敵うものはないのです!

では、パラブーツのリスレザーとは一体どのような特徴があるものなのでしょうか?今回は、リスレザーの特徴を伝えるとともに、リスレザーを使用しているパラブーツの代表モデルを紹介していきます。

パラブーツの骨格を担うのはリスレザー!リスレザーとは一体どんなレザーなの?

リスレザーは圧倒的に水に強い!

リスレザーは圧倒的に水に強い!

出典:twelve

パラブーツの特徴であるリスレザーの最大のメリットは、高い撥水レベルにあります。カーフレザーをベースとしているのですが、実はそれだけでなくオイルをこれでもか!と染み込ませたレザーなのです。これにより、カーフに対して水分が付着しても、内部に染み込みにくいのです!油は水を弾くことは知られていますが、まさしくその効果をカーフ表面で実現しているのです!

カーフに水が染み込むということは、単純に足が濡れてしまうという事を意味します。また、シューズ内部に湿気が滞留することにより、カビや臭いの温床ともなってしまいます。履き心地にも大きく影響を与えてしまうわけですが、更にはカーフが濡れるとその分だけ耐久性が落ちてしまいます。濡れた状態では、乾燥している状態と比較してダメージに弱くなるのです!

なぜこのレザーを採用したかというと、それは登山靴や軍靴として耐久性を高めるためのものが必要であったためです!登山においても、場合によっては水たまりの中を歩かなければならないことがあります。そんな時に、このリスレザーは最大限の能力を発揮するのです!


オイリーで艶やかさが他と違う!

オイリーで艶やかさが他と違う!

出典:Pas à Pas

パラブーツのリスレザーはオイリー加工していると紹介していますが、単に撥水性が良いだけでなく見た目もきれいな点が素晴らしいのです。安っぽいレザーにオイル加工しても、結局は光沢が強すぎて逆に下品に見えてしまうものがあります。その点で、パラブーツのリスレザーは最初からマッドに近い艶なのですが、それが実に上品に見えます。

ずっと使用していると、白くオイルが浮かび上がります。これをブルームが噴き出した状態と呼びますが、この状態では少し見栄えが悪いのですが、きれいに磨き上げればまた新品状態のようなツヤ感が復活するのです。しっかりメンテナンスしていけば、いい意味での経年劣化が進み、新品時とは違う味わいを出すことができます。

どうしてもソールは摩耗により交換しなければならないのですが、定期的なメンテナンスをしてソールを交換すれば、偽り無く一生履き続けることができると言っても過言ではないのです!

リスレザーを使用している代表モデルはCHAMBORD!

リスレザーを使用している代表モデルはCHAMBORD!

出典:AXES

ではここからは、リスレザーを使用しているパラブーツのシューズについて紹介します。まずはじめに、パラブーツを語る上で絶対に欠かせないモデルであるCHAMBORD(シャンボード)があります。このシャンボードの名前の由来は、フランスのロワール渓谷にあるシャンボール城からネーミングされています。狩猟時に使用するシューズとしてデザインされているので、レザーシューズながら走ることも想定しているのが特徴です。

パラブーツのオリジナルラバーを使用しているソールは、摩耗に強く長持ちしやすいのが特徴です。そして、独特のパターンを採用しているので、滑りにくいのも良いですね。どうしても、雪道ですと通常のレザーシューズでは滑ってしまう恐れがあるのですが、シャンボードの場合はそんな心配ご無用です!しかも、ノルヴェイジャン・ウエルト製法を採用しているので、頑丈かつソールの交換も容易に行えるのです。

パラブーツが日本でもここ数年大ブレイクしているわけですが、それに呼応してかシャンボードにおいてもグレインレザーを使用したホワイトベースのものも誕生しています。ただやはり、リスレザーのシャンボードがスタンダードでかっこいいですよね!

結構珍しい?ローファータイプのシューズ

結構珍しい?ローファータイプのシューズ

出典:hemingway

パラブーツのシューズと言えば、ルーツが登山靴ということもあり、ローシューズでもブーツ的な雰囲気があるシューズが多いです。その中で、珍しくローファータイプのシューズとなっているのがReims Noirというモデルです。ただ、ローファータイプの中でもやはりパラブーツらしさをひしひしと感じさせるものがあります。
(ローファーの詳しい解説はこちら)

リスレザーの良さを活かしているデザイン性も然ることながら、通常のローファーにはない厚めのソールが印象的ですね。もちろん、これはパラブーツオリジナルソールを採用しているので、凍った路面でも安定して歩行できます。ローファーというと、晴れた日にのみ泊シューズという印象があるのですが、このReims Noirはその常識をくつがえすほどのインパクトがあります!

ノルウィージャン製法の無骨な縫い目もインパクトが高い、他にはないようなローファーに仕上がっています。十分ビジネスでも使用できますし、使い回しが効く感じも高く評価したいですね。


創業者の思いが伝わるシューズ!michael

創業者の思いが伝わるシューズ!michael

出典:でらでら

パラブーツの中でも、シャンボードに次いでメジャーなモデルにmichael(ミカエル)があります。パラブーツが作り上げたものとして有名なチロリアンシューズの代表格として、高い人気を誇っています。このミカエルという名称の由来は、実は創業者の息子さんの名前が付けられているのです!それだけ、ミカエルはパラブーツの中でも重要な位置に付けているのです。

はそんなミカエルにも、当然の事ながらリスレザーを採用しています。よりブラックを強く出しているのが印象的ですが、それにはアッパー部分に馬毛を用いたポニーフォックを使っていることにより、より際立って見えるのです!ポニーフォックも当然のことながら水に強いものとなっているので、安心して悪路でも履き続けることができます。

リスレザーの見た目の美しさをより際立たせるこのテクニックは、さすがパラブーツ!とついつい唸ってしまいます。その心意気を足で感じながら、履いてみてほしいものです。

最後に

いかがでしょうか?パラブーツのメジャーなモデルには、リスレザーが使用されているのが手に取るようにわかりますよね!新品状態でもオイルが滲み出て白っぽく見える事がありますが、これもリスレザーの味わい深さを示すものとして、あえてそのまま履く人もいらっしゃいます。そんなオリジナリティ溢れるリスレザーを、パラブーツのシューズで堪能してほしいものです。

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