M-65、MA-1、M-51、N3-B、N2-B……たくさんある軍モノはなぜファッショニスタに人気なのか?

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軍服って聞くと、どこか堅苦しいイメージがありますよね?もちろん、国を命がけで守る軍人が着用するユニフォーム的なものですので、そんなに軽いものの訳はないのですが、一方でその機能性には高い注目が集まっています。場合によっては、極寒の地で仕事をしなければならないこともありますし、いざ有事が起きれば動きやすさも兼ね備えていないと話になりません。よって、他では見られないような高機能を兼ね備えているのです。

そんな軍モノのアイテムとして、M-65、MA-1、M-51、N3-B、N2-Bなどが代表として挙げられます。最近では、多くのファッションブランドがこれらの軍モノをストリート向けにアレンジして、おしゃれにコーディネートしている人が急上昇中です!では、軍モノのファッションアイテムはなぜこれまで人を惹きつけるものがあるのでしょうか?

今回は、軍モノのファッションアイテムの代表例を挙げつつ、その魅力について徹底解説していきます!

軍モノはこれほどまでに人気がある!その秘密に迫る!

ミリタリーブームはなぜ到来した?

軍モノという表現はあまり聞かれず、ミリタリーというフレーズで一般的になっています。では、ミリタリーブームはなぜここまで発展しているのかについて解説します。ミリタリー系アイテムの特徴として、やはり男っぽさを感じる点があります。軍服と考えれば、相手を威嚇するような武骨な男をファーストインプレッションで与えて、相手を制圧するものとなっています。

カラーリング的にも、派手なものは使用せずカモフラージュカラーを用いているのです。アイテムによっては、カモフラ柄で自然と完全に一体化するようなものも数多くあります。ファッション界では派手なカラーリングで相手の目を引くのもテクニックとして有効ですが、地味ながらもバシッとコーデを決めるのもありなんです!

また、ミリタリー系アイテムの場合はポケットが多く収納力が高い点も魅力的です。アイテムによっては、バッグなど使用しなくても小物を持ち歩けるほど収納できるのです。ミリタリー系アイテム自体がボリューミーなものが多く、ショルダーバッグなどは少しマッチしないものですが、これならスマートに着こなすことができるのです。

これらの要素がうまく絡み合って、ミリタリー系のアイテムは多くの人に愛されているのです。一方で、このM-65ジャケットのようにライトに着こなすことができるアイテムもにんきなのです。


フライトジャケットとして有名!MA-1

フライトジャケットとして有名!MA-1

出典:AVIREX

MA-1は、1950年代にアメリカの空軍が愛用していた軍服です。実は、アメリカの場合はMILというオリジナルの軍規格があり、フライトジャケットに関してもMIL-J-8279~MIL-J-8279Fという規格に準拠したものがMA-1と呼ばれています。その特徴としては、ナイロン素材でできていて、なんと-10℃の場所でも快適に過ごすことができる保温性があることです。

外見的な特徴としては、至ってシンプルで他のミリタリー系アイテムのようにポケットが多く付いていない点も挙げられます。ミリタリー系アイテムを中心に展開するブランドである、AVIREXのMA-1ですが、グリーンのシンプルなデザイン性が魅力的ですよね。MA-1はポケットが少ないと解説しましたが、一方で腕には必ずと言っていいほどポケットがついているのが特徴です。これは、パイロットが容易にものを出し入れするための配慮なのですが、ストリートでもこれが大活躍するのです!

MA-1の場合、背中に派手なロゴやメッセージを入れるケースがあります。これは、どこかしらスカジャンを連想させるものがあります。そのロゴは、やはりアメリカに関するものが多いのですが、これをうまくコーディネートに取り入れると、よりハイセンスなコーデとなるはずです!

M-51はモッズコートという名称でも有名!

M-51と聞くとあまりぱっと想像できないかもしれませんが、モッズコートと聞けばそのイメージが付きやすいと思います。M-51もアメリカ軍が野戦用パーカーとして開発したもので、より実践的で機能的なコートとなっています。特徴としては、アイテムによっては膝丈まであるロングアウタースタイルであることと、裏地やフードに付けられたファーです。これにより、圧倒的な防寒性を確保することに成功しています。

このアイテムは、フレッド・ペリーのモッズコートとなります。フレッド・ペリーと言えばスポーティーなアイテムが多い印象がありますが、このモッズコートも厚手のサテン地を使用しています。これにより、アクティブな印象を強く与えることに成功しています。サテン地の毛焼きを甘くして、少し毛羽立たせる加工を行うことで、より高級感をアップさせています。

しかも、通常はデザインされる肩ダーツやエポレットを排除して、よりスッキリさせたデザインとなっています。どんなアイテムにもコーディネートしやすい、使い回しの効くアイテムとしておすすめできます。

N3-Bはビジネスでも有効!

N3-Bはビジネスでも有効!

出典:ZOZO

N3-Bは、1956年頃に誕生した空軍パイロット用の軍服です。MA-1より防寒性をアップさせているのが特徴で、-30℃の極寒の地でも耐えれるほどの機能を誇ります。MA-1と比較して、フードが付属していたり丈が長くなっていますが、パイロットとして活動する上での動きやすさをしっかりキープしているのです。

こちらは5351 POUR LES HOMMESのイケてるN-3Bですが、ムートンを使用しているので圧倒的な暖かさがあります!それでいて、薄手のデザインですし、サラッと着こなしが可能です。N-3Bの場合、スラックスとも合わせやすいという特徴があるのですが、このアイテムもビジネスシーンでも使用できるほどのスタイリッシュさがあります。

迷彩ジャガードのポリエステルタフタを使用することで、シックな中にも遊び心に溢れています。スウェットパンツとコーディネートして、スポーツミックススタイルを楽しむのも悪くありませんね。


N2-Bは実用性が高い!

N2-Bは実用性が高い!

出典:ZOZO

N3-Bより実用性を高くしたアイテムが、N2-Bです。N3-Bよりも丈が短くなっていますが、機能的には高く極寒の地でも活躍するのです。また、アレンジしやすい形状ですので、様々なブランドがN2-Bを手がけているのも特徴と言えます。

このN2-Bは、フォーカスというブランドがデザインしています。フォーカスが実は女性デザイナーも入っているユニットとして知られているので、どこかしら女性目線でもデザインされている感じを受けます。フォルムを重視して、よりきれいなディテールを生み出すことに成功しています。着丈が絶妙で、ボトムスとの相性も抜群なのです!

もちろん、裏地にはダイヤキルト、フード内側にはボアを使用することで圧倒的な暖かさもあります。真冬をおしゃれに乗り切りたいのであれば、N2-Bも視野に入れたいですね。

最後に

いかがでしたでしょうか?ミリタリー系がブームと大枠で言われていますが、実に多くの種類があることがご理解いただけたかと思います。ただ、どのアイテムも共通して言えるのが、機能性に優れている点です。特に、防寒性が高いと言うのは、今の時期には心強いですよね!また、耐久性も高いので一着購入すれば十年スパンで使い続けることができますよ!

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