暑さに負けるな!クールビズも快適且つカッコいい着こなし術。

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近年、様々な企業で定着している「クールビズ」。
環境省により、5月1日から9月30日までクールビズの実施期間が設けられており、普段スーツを着用している方はビジネスの際の着こなしが変わる時期でもありますね。
気温が高くなってくるとそもそもクールビズとは一体、どのようなものなのでしょうか?

出展:環境庁

クールビズとは、2005年に日本で誕生し、地球温暖化対策のため、2003年から環境省が、提唱し始めたもので、「冷房時の室温が、28℃でも快適に過ごせるライフスタイル」を指します。
また、6月1日から9月30日までをスーパークールビズと言い、クールビズを更に軽装化したスタイルも存在します。

クールビズスタイルのように上着を脱いでネクタイを外すだけで体感温度は、2℃下がる実験結果もあります。
そのため、ビジネスのシーンでもノーネクタイや、半袖シャツを着用する方も多いのではかと思います。
しかし、クールビズでノーネクタイ等が、推奨されておりますが、だらしない格好はビジネスのシーンではもちろんNGですね。

いくらクールビズといってもビジネスの場合、相手に与える印象も大切になってきます。
なので、親しい取引先であっても基本的には、長袖シャツにジャケット、ネクタイは必須アイテムになりますね。
しかし、夏の30℃を超える暑い時期を耐えるのは辛いのも現実です。
そこで、今回はクールビズスタイルでのジャケット、シャツ、ネクタイ、スーツそれぞれの選び方のポイントや快適且つお洒落なオススメコーディネートをご紹介していきます。

ジャケット編

暑い季節に最も避けたいであろう「ジャケット」。
しかし、ビジネスシーンではどうしても着用しなくてはいけないこともしばしば。
そこで暑さにも負けず快適に過ごす方法として、着用物の素材や生地に注目する事が必要です。
衣類の元となる素材や生地によって様々な特徴があります。
また、その特徴を上手く生かすことによって夏も快適に過ごすことで可能です。
そこでオススメは「鹿の子」、「絹」です。
鹿の子、絹を使用したジャケットはどのような特徴があるのでしょうか?

鹿の子

鹿の子とは、表編みと裏編みを交互することによって、生地の表面に細かな凹凸が出来る編み方をしたニット生地を指します。
また、鹿の子のような模様となっているため、鹿の子編みとも呼ばれています。
凸凹の表面は、肌に触れる面積が小さくなるため、着用時に清涼感があり通気性にもすぐれております。
そのため、ポロシャツや、スポーツウェアに使用される夏の定番生地として知られています。
そんな夏の定番生地を使用したジャケットは、通気性抜群でジャケットを羽織っても夏のビジネススタイルを涼しく快適にしてくれます。

夏の代表的な素材は、様々あり中でも「リネン」は最も定番の素材として知られていますが、その他にも「シルク」素材は、夏にピッタリの素材なのです。
人間の体は、1日で約1Lの水分が発散されると言われております。その、発散された水分を衣類が吸収し、外に放出する通気性が着心地と深い関係があります。
なぜシルクが夏にオススメの素材かと言うと、着心地を左右する通気性が優れております。
シルクは、綿と比較すると約1.5倍吸水性、発散性があり、サラサラとした肌触りで涼しい素材なのです。
また、ジャケットの素材に多く使用されているウールなどは、繊維の断面が丸い(●)のに対し、絹の繊維の断面は三角(▲)になっており光は綺麗に同じ方向に反射するので、絹独特の光沢感をもっていることも魅力ですよ。

シャツ編

クールビズスタイルのコーディネートの中で、シャツは1番肌に触れるアイテムなので最も重要と言っても過言ではありません。
そのため、シャツもジャケットと同様に、衣類の元となる素材や生地選びまた、素材だけでなくシャツには、襟型の種類も多数存在し、相手に与える印象も変わってきます。
ビジネスのシーンでは、相手に与える印象は重要になってきますね。
ネクタイをしないクールビズ期間でもかっこいいVゾーンにしたいものです。
ここからは、クールビズスタイルにオススメのシャツをご紹介します。

ボタンダウン

ノーネクタイスタイルでのVゾーンは、シャツの襟型が重要になってきます。
そこでオススメなのが「ボタンダウン」です。
ボタンダウンシャツとは、襟の先端をボタンで固定したシャツの事を指し、ノーネクタイの際も、襟が立ち美しいVゾーンが保たれます。
ボタンダウンシャツはもともとスポーツのポロ競技で使われていたウエアの襟がボタンで留められているのを参考に作られたといわれています。そのため、スポーティーでカジュアルな印象を与えます。

ホリゾンタル

こちらは、「ホリゾンタルカラー」という襟型です。
ホリゾンタルもボタンダウン同様にノーネクタイのスタイルの際もオススメの襟型です。
ホリゾンタルとは、水平を意味し名前の通り非常に襟羽開きが広い襟型を指します。
ノーネクタイで、第一ボタンした際、襟がきれいに後ろに流れ、襟元が自立するのでスマートな印象になります。
また、タイドアップの際も綺麗に立ち上がった襟元が強調され、美しいシルエットになり、ネクタイが映える効果があります。
また、襟が大きく開いているため、ノット部分が見えやすいのも特徴の1つです。
そのため、結び目が大きくなるウィンザーノットやダブルノットでネクタイを結ぶとより、ネクタイが映えます。

ニット素材

クールビズ期間が特に肌に触れる面積が大きいシャツは、素材感、生地感が命です。
そこでオススメなのが「ニット素材」のシャツなのです。
ニット素材と聞くと、冬に着るウールやカシミアを使った厚手のセーターを連想するのではないでしょうか?
ニットと1括りにしても織り方、素材等様々あります。
夏の暑い季節にオススメなニット素材は、「綿」です。
綿は、植物から取れる素材で、何千年も前から使われる繊維の1つです。
特徴としては、頑丈で吸水性が抜群な点です。
綿は、赤ちゃんの衣類にも多く使われておりそれほど肌に優しい素材ということも言えますね。
また、シーズン問わず着用できる点も肌だけでなくお財布にも優しい素材でもありますよ。

ネクタイ編

ネクタイは、通年使用できることから季節に合わせて素材感を強く意識する方は少ないと思います。
しかし、ビジネススタイルでの「顔」と言えるVゾーンのネクタイにも素材感を少し意識するだけで季節感、印象も大きく変わってきます。
ネクタイで季節感を演出するには、「ニットタイ」と「リネン混紡」がオススメです。

ニットタイ

クールビズ期間では、ノーネクタイのシーンも増えるとは思いますが、やはりジャケットを着用する機会も多くあります。
そんなジャケットスタイルのVゾーンを、ネクタイで季節感を出してみてはいかがでしょうか?
そこでオススメなのが、「ニットタイ」です。
ニットタイとは、20世紀前半に登場した編み地素材で作られたネクタイのことを指します。
軽く、柔らかな素材感で見た目も優しい印象を与えます。
そのため、特に春夏のシーズンでVゾーンに涼しげな季節感を持たせることができます。
また、カジュアルなジャケパンからビジネススーツまで活用できる優れものでもあります。

リネン混紡

ネクタイも「コットン」、「シルク」、「レーヨン」、「ウール」「ポリエステル」など様々な素材で作られております。
その中でもシルクを使ったネクタイが多いのではないでしょうか?
そんな様々ある素材の中でも夏の定番素材「リネン」を使用したネクタイは、クールビズ期間にオススメしたいネクタイです。
リネンは、吸湿性、速乾性などによって夏の定番素材として知られていますね。
また、亜麻色と言われる、リネンのナチュラル色も魅力です。
季節感を演出してくれるのでネクタイにもオススメの素材ですよ。

スーツ編

ビジネスシーンでお客様の所に行く場合、どうしてもジャケットやスーツの着用が、必須になってきます。
そのため夏でも涼しく機能的なスーツがマストになってきますね。
そこでオススメな夏にピッタリのスーツは、最高級生地で有名な、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の生地を使ったスーツです。
ゼニア生地は、ヨーロッパを中心に世界的に愛されております。
そんな世界中にファンがいるゼニア生地の中でも夏に特化した機能を備えた生地をあります。

トロピカル

トロピカルは、夏に定番生地です。
理由は、軽量で吸湿性が良く、汗を吸いやすい生地だからです。
また、縦糸と横糸が交互に交差した「平織り」といわれる生地の折り方で、ベーシックな平織りで織られた生地は、「ハリ」があり丈夫で縦、横の伸びにも強く型崩れがしにくい折り方です。
ビジネスマンの多くは、夏の時期になると夏のシーズンを数着で着回したい時には丈夫さも兼ね備えるトロピカルがおすすめです。

クールエフェクト

クールエフェクトは、夏に特化して開発された生地です。
80年代半ばにゼニア社が開発したクールエフェクトは機能性の高く、弾力がありシワになりにくい特徴があります。
それだけでなく、クールエフェクトの最大の魅力は、夏の厳しい太陽光下でも黒や濃紺などダークカラーを涼しく快適に着用できる点です。
太陽光の熱を吸収してしまうダークカラーでも、なぜ涼しく着用できるのでしょうか。
それは、太陽光を反射させる特殊なトリートメントを使用しているためです。
このトリートメントを「染め」、「仕上げ」の2回にわたり施しておりクリーニングに出してもその効果は保たれたままです。
また、太陽光を反射させ、生地そのものの手触り、柔らかさはそのままなので生地感にはなんの影響も及びません。
このようなトリートメント加工を施しているため、生地の表面温度が10℃下がります。
夏のシーズンでのスーツスタイルで活躍する事間違いなしですよ。

コーディネート編

夏の暑い季節も快適に過ごせるコーディネートをご紹介していきます。
クールビズ期間の際、ネクタイをするときもしないときもあると思います。
では、ここからはネクタイをするタイドアップスタイルとネクタイをしないノータイスタイルのオススメコーディネートをご紹介します。

タイドアップコーデ

ビジネスには欠かせない夏のスーツスタイル。
スーツは、ゼニアの中でも最も夏に特化しているクールエフェクトの生地を採用。
ネイビーカラーのスーツには、同系色のネクタイを合わせ、コーディネート全体で涼しさを演出しております。
ネクタイと同柄のチーフで更にまとまった印象に。
イタリア人の伊達男が好むブラウン×ネイビーの配色であるアズーロ・エ・マローネのブリーフケースはネイビースーツとの相性は抜群です。

暑い季節は、汗をかいてしまうのでジャケットやスーツのお手入れが大変になりますね。
そんな時、洗濯機で丸洗い出来ればとても便利でお手入れも簡単です。
そこでオススメしたいのがコットンスーツ。
生地がウールではなくコットン素材なら丸洗い可能です。
ウール素材と比較するとカジュアルな印象にはなりますが、ツルっとした表面の生地のものを選べばビジネスのシーンでも活躍する事間違いなしです。
素材に注目すればお手入れも簡単になりますよ。

ジャケット×スラックスの王道ジャケパンスタイル。
ホリゾンタルのシャツは、襟開きが広いのでネクタイが映えますね。
ジャケット、シャツ、ネクタイとトーンが明るい組み合わせの場合は、パンツはダークトーンでしめるとバランスの良いコーディネートになります。
また足元は、ローファーで軽い印象にすると季節感も生まれます。

ノータイコーデ

鹿の子素材清涼感のあるジャケットには、シンプルに白シャツを合わせたコーディネートです。
ノータイの際にも首元がかっこよくキマるホリゾンタルカラーをチョイス。
ダブルモンクシューズ、トートバッグでカジュアルダウンしたスタイルは、休日のお出かけにも着回しが効きそうですね。

ジャケットは、シルク混紡で上品且つ独特な艶が魅力です。そして、ネイビーとベージュの相性は抜群。
ネイビーカラーをジャケットだけでなくカバン、シューズと小物に取り入れると統一感が生まれます。

最後に

今回は、クールビズスタイルでのジャケット、シャツ、ネクタイ、スーツそれぞれの選び方のポイントや快適且つお洒落なオススメコーディネートをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
暑さに負けてクールビズの着こなしがダサい着こなしになってしまうことは避けたいですね。
夏のビジネスシーンでの着こなしでお困りの際は是非参考にして頂ければと思います。

でらマガ編集部大畑

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