【後編】革靴の正しい履き方、知っているようで知らないサイズの選び方、今更聞けない靴紐の結び方に、デザインの解説など。

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前編はこちら

ここからは、サイズの選び方、正しい脱ぎ履きの仕方をご紹介してまいります。
サイズを間違えると足にももちろんよくありませんし、靴も長持ちはしません。
そして、毎日の脱ぎ履きで靴の持ちは変わってきますので、ぜひご覧いただければと思います。

ピッタリなサイズの選び方

靴選びってブランドによってサイズ感が違ったり、インターネットで買い物する際などサイズで迷ってしまいますよね。
実際に店舗で足入れをしてみたり、インターネットですと返品交換OKなところも多く、やはり一度試着してみることが大切になるかと思います。
そこで、正しいサイズの選び方、フィッティングの仕方をここではレクチャーさせていただきます。

革靴は伸びるので、ややきつめが〇

当たり前になりますが、革靴とスニーカーと比べた時にサイズ感は異なってきます。
革靴が基本的には、足の実寸に近く、それプラス1センチ程アップしたものがスニーカーになります。
よく靴選びで間違えがちですが、スニーカーサイズを参考に革靴を選ぶ際は、マイナス0.5~1センチ程で考えてお選び下さいませ。

革靴とスニーカーはサイズ感が違う!

そして、本革の靴は、基本的には伸びて馴染んできます。
大小あれ、インソールは沈んできますし、馴染みも計算して細く作っていることもあるので、足入れの際、多少きついくらいでフィッティングしてあげてください。

試着はなるべく夕方以降に!

そして、なるべくフィッティングは夕方以降をおすすめします。
起きてから時間が経過すればするほど、足はむくんできます。
個人差はあれ、一般的にはこちらの考えでフィッティングしてもらえれば損はないかと思います。
朝に試着して、きつめに買って、夜履いた時痛かったらきっともうその靴は履かなくなってしますよね!

まず靴選びにおいて、知っていてほしいのは自分の足のサイズを把握しておくことが間違えない靴選びの要因かと思います。

そこでご家庭で簡単にできる靴の測り方をレクチャーさせていただきます。

用意するのは、A4用紙、書くもの、定規。
まずはA4用紙に足を載せてみてください。

そして、ペンなどで自分の足をなぞっていきます。

完成はこんな感じ。

後は、定規で知りたいサイズ、全長、横幅などを計測して、サイズ選びの参考にしていたければOKです。
その他甲の高さなどブランド、種類によって異なってきますので、あくまでご参考程度にお考え下さい。

お次は、せっかくピッタリの靴を選んでも、その後の履き方が良くないとすべては台無しです。
日々のケアも大切ですが脱ぎ履きのタイミングが一番靴に負担がかかる瞬間でもあったりします。面倒かもしれませんが、これを守ってもらえるだけで、倍、いやそれ以上長持ちすると思います。(私がそうでしたが、個人差はございます。)

正しいフィッティングの仕方

必ず、脱ぎ履きの際は紐があるものは紐を解いて、モンクストラップのタイプは金具を外して下さい。

そして、靴を履くときは、シューホーンを使ってください。
脱ぎ履きが必要なところはほぼ置いておりますが、中にはないところもありますので、携帯用のシューホーンを内ポケットに忍ばせておけば、靴も傷めず、お洒落度も上がりますよ。

そして、このシューホーンを使わず、靴紐を解かず、着用を続けていると必ずかかとがどんどんボロボロになってきます。
靴を大切に履いているかはかかとを見ればわかるというくらい、顕著に現れますので、ぜひキレイに保つように心がけましょう。

こんな感じで実践している人にとっては、なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、きちんとこれを実践している方は意外に少ないです。
靴は相棒と思って、長く履けるための相棒を探しももちろん大切ですが、相棒と長く連れ添うことの方がもっと大切です。
ぜひ実践してみてくださいね。

そして、
革靴について、革のこと、ケアのこと、デザインの違い、サイズの選び方、履き方を見てきましたが、最後は靴紐の結び方をご紹介していきます。

意外に知らない!靴紐の結び方

シングル

一番トラッドな結び方で、ビジネスシーンにはピッタリ。
まずこの結び方ができれば問題ありません。ただ、緩みやすいという欠点もあるので要注意。

  • 1.まずは、片方を長く紐を取っておきます。

  • 2.スタート

  • 3.紐がクロスになるようにします。

  • 4.短い方の紐をクロスして、一番手前に先に通しておきます。

  • 5.下から通して次は横の穴に

  • 6.5の繰り返し

  • 7.5の繰り返し

  • 8.5の繰り返し

  • 9.最後の穴も同じように通します。

  • 10.左右がきちんと同じ長さになるように調整します。

  • 11.結んであげれば完成

パラレル

お次はパラレルという結び方。交互に結んでいくので、少しややこしく感じるかもしれません。シングルよりスポーティな結び方で弾力があるので、歩いていても疲れにくいです。

  • 1.通した時の紐の長さは同じ

  • 2.シングル同様クロスさせる

  • 3.クロスした状態で、下から通す

  • 4.通した紐を横の穴に上から通す

  • 5.次はもう片方の紐を逆の穴の下から通す

  • 6.通した紐を横の穴に上から通す

  • 7.6で通した紐をクロスして最後の穴に通す

  • 8.4で通した紐もクロスして最後の穴に通す

  • 9.最後は長さを均一にして結べば出来上がり

そしてここからは少し番外編となります。
革靴の紐通しの仕方は上記で説明したシングルとパラレルを覚えていただきえればと思います。
ここからは、基本的には、スニーカーでよく行う結び方。
革靴でやるとこうなるということも含めて、上記と同じ革靴でやってみます。

アンダーラップ

こちらの結び方は、フィット感が非常に良いが、緩みやすいという結び方。
ハイカットな靴なんかに、よく選ばれることが多い結び方となります。

  • 1.紐の長さは同じ

  • 2.クロスするところまでは同じです

  • 3.片方を下から通し

  • 4.もう片方も下から通す

  • 5.クロスする形で次の穴に下から通す

  • 6.もう片方も同様

  • 7.最後の穴も同じように下から

  • 8.もう片方も同様

  • 9.長さを均一にして結べば完成

オーバーラップ

こちらはスポーツシューズなどに使われる結び方。
緩みにくいことからスニーカーとしては最も多く選ばれる結び方です。

  • 1.長さは均等

  • 2.クロスする

  • 3.上から穴を通す

  • 4.もう片方も同様

  • 5.クロスする形で上から通す

  • 6.もう片方も同様

  • 7.最後の穴も同様に上から

  • 8.もう片方も同様

  • 9.長さを均一にして結べば完成

微妙に違う紐の結び方ですが、結び方によって、フィット感が異なってくるものです。
ぜひお時間ありましたら、それぞれの紐の結び方をやってみて、一日履いてみてくださいね。

最後に

いかがでしたでしょうか?
沢山の情報を詰め込ませていただきました。
何か革靴で悩んだ時、最初の一足を選ぶ前、いつもと違う革靴を選ぶ時などの参考にしていただければと思い、まとめさせていただきました。
私事ですが、「シューケアトレーナー」という資格を持っておりまして、言わば靴磨き職人というものです。
そんな経歴もあり、本当はもう少しケアについて書いていきたかったのですが、今回は、基本情報だけとさせていただきました。
靴のケアについて、まとめた記事もございますので、合わせてご覧いただければと思います。
靴のケアについて

でらマガ編集部 武田

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