お洒落メンズを目指すには、【フレンチカジュアル】でモテコーデを制する。

出典:Fileuse d'Arvor

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フレンチカジュアルという言葉を聞くことがあるかと思いますが、どういうスタイルをそう呼んでいいのかわからないという方は実際に多くいるかと思います。
似たところでアメカジと言う言葉があるかと思いますが、簡単に言うとそのフランス版となります。
アメカジというと何となく頭の中に思い浮かぶスタイルはあると思いますが、フレンチカジュアルと言われると途端に頭の上にはてなマークがついてきますよね。
フレンチカジュアルについて少し細かく見ていきましょう。

では、フランスのカジュアルとは、簡単な言葉を用いれば、「上品」「ギャップ」ということが言えるのではないでしょうか。
柄は極力少なく、シンプルなアイテムでコーディネートを組み立てる。昨今でいうところのノームコアスタイルに近いスタイルではないでしょうか。
ノームコアとはノーマルである、つまり普通のスタイルということです。フレンチカジュアルというのはつまりフランス人の普段着ということですね。

シンプルなアイテムを上品に着こなしがフレンチ親父の神髄になるのですが、イタリアの世界最大のメンズファッションの展示会、ピッティウォモのスナップで見るような全身をバシッと決めていくスタイルではありません。
上品なジャケットにシャツを合わせたと思えば、ボトムスにデニムを持ってくる。
エレガントなスラックスに、レザーシューズかと思えば、トップスは無地のTシャツ。
このコーディネートアイテムの中でギャップを作っていくのがフレンチカジュアルの着こなしの入門編。

「シンプルなフォーマルウェアをドレスダウンさせ、カジュアルに着こなす」のが大切なのです。

今フレンチカジュアルという言葉では語られないですが、どんどん世界のトレンドもこの傾向にあり、日本でもこのようなスタイルは多く見受けられます。
それもそのはずで、フランスのスタイルは日本人にかなり相性が良いのです。

アメカジ的なスタイルにすると、着こなしによってはどうしても、スタイルが外国人と比べてよくない日本人にしたら、だらしないイメージになってしまいます。
そしてイタリアンの決め決めのスタイルも、借りてきたようになってしまいがちだったりします。
そこで、その間にあるようなフレンチカジュアルはちょうど良い塩梅で着こなすことができるのです。

では早速、これを抑えれば日本人に合うモテスタイルのフレンチカジュアルをマスターできる着こなし術をご紹介していこうと思います。

1. トップス ドレスに、ボトムスをカジュアル

冬の時期ですと、トップスにジャケットやコートなどエレガントなウールなどの上品なアイテムは数多くあるかと思います。そんなアイテムこそフレンチカジュアルにもってこいなのです。ボトムスにジーンズを持ってくるだけでスタイルが完成しますよ。

まずはこちら

ウォッシュによる色落としだけのシンプルなジーンズをエレガントなスタイルに合わせることでギャップを作りました。
フランネルシャツにチェックのジレ、ウールのチェスターコートときたら、ウールのスラックスやドレスなチノパンを合わせたいところですが、ここはジーンズを持っていきましょう。
シックなカラーになりがちな冬スタイルに色足しもできますよ。

そして、

少しアイテム的な軸ではなくてルーツもしっかりとフランスが起源となっているアイテムを使ったフレンチカジュアルをご紹介。
見た目も中身も完全にフレンチとなっております。

元は漁師の仕事着として使われていたフレンチカジュアルを語るには外せないバスクシャツをインナーに取り入れました。
スペイン、フランスにまたがるバスク地方で使われたことが起源とされておりますが、フランスにとってバスクシャツはまさに国を代表する一枚。フランス海軍の制服としても採用されております。今回着用のフィールズダルボーのバスクシャツは、本当にクオリティが高く、バスクシャツを作る技術は専売となっており、他のどこにも真似できない唯一の技術となっております。
そして、ジャケットに持ってきたのは、フランスで200年の歴史を持つアルパンの一着。
ここの工場で使われている機械はフランスの国宝にもなっております。
生地がかなりタフで、静電気が起こりにくい素材となっているのが特徴です。
そんな歴史あるフランスの2ブランドをトップスに持ってきて足元はジーンズで、きっちりとドレスダウン。
今回は、インナーもシャツではなくニットを持ってきてあげているので、よりカジュアルな雰囲気になりますよね。

先程ご紹介した2ブランドの他のラインナップはこちらからぜひご覧ください。

2. トップスはラフにボトムスをドレッシーに。

お次は先ほどの逆のスタイルですね。
ボトムスは、カチッと決めて、トップスをゆるく、美意識の高いフランスのメンズたちの好む少しフェミニンな着こなしにするのもありですよ。

少し色使いもフェミニンですが、代名詞と言えるボーダー柄をバスクシャツでインナーに入れ、ロングの男女兼用で使えるカーディガンを着用。
ポイントはやはり足元でウールスラックスにダブルモンクのレザーシューズを持ってくることで、ギャップが逆にフレンチカジュアルを完成させてくれます。

そしてお次のスタイルはこちら。

こちらは、基本的には、カジュアルにしかならないプルオーバーのプリントパーカーにスラックスを合わせたスタイル。
色も揃えてあげることで、違和感もなくなりますし、休日のスタイルがラフすぎず、大人なスタイルを楽しむことができますよね。

少し番外編となりますが、ここまで紹介してきたコーディネートの足元は実はすべて同じブランドのものとなります。
フランスを代表する靴ブランド【パラブーツ】。これまたフレンチカジュアルをスタイリングする上ではかなり使い勝手がいいのです。
名実ともに世界の名靴に語られるブランドですが、フランス国内では、オリンピック選手団の公式靴と選ばれたり、フランス海軍のオフィシャルとして活躍した、など語り切れないほど逸話はございます。
実は足の形としても幅広、甲高である日本人の足にはピッタリはまることが多いのです。
ぜひ靴を大切にするフランスの文化もありますので、こちらのパラブーツはチェックして下さいね。

こんな感じで、トップスとボトムスでギャップを作ることで、フレンチカジュアルを作ることができることは理解いただけたかと思います。
お次にご紹介していきたいのは、フレンチカジュアルを語る上で外せない「ボーダー柄」「モノトーン」について、コーディネートを用いながらお話ししていきます。

●ボーダー柄

ルーツとして、ボーダー柄は、死刑執行人、売春婦、道化師など社会的に軽視された職業や人物が身に着けさせられており、ネガティブな柄だったのですが、アメリカの独立で、アメリカ国旗に横縞が用いられたことで自由の象徴となりました。
そして、それがフランス革命に受け継がれ、漁師や船乗りの仕事着として徐々に広がっていき、今ではマリンスタイルの象徴とまでなりました。
そんなボーダーはフランスとは関係が強い柄でして、漁師のウェアであるバスクシャツを中心に日本でも定番スタイルの一つとして着用されることが多くなりました。
実はこのボーダーはそんな深い関係があるので、いつものコーディネートに着用してあげるだけで、フレンチの柔らかい雰囲気を作ることができるのです。

こちらは、休日のキルティングジャケットを着用したスタイルですが、ボーダー柄のバスクシャツがネイビーのワントーンコーディネートを柔らかく、お洒落に仕上げてくれております。
冬のスタイルで、アウターのインナーに迷ったらぜひともニットのボーダー柄を選んでみてはいかがでしょうか。

そして

男らしいダウンコーディネートにもぜひとも取り入れてください。
スポーティなシャイニーナイロンのアウターにスウェットパンツなスタイルですが、ボーダーニットがタウン感を演出してくれるので、スポーティなスタイルに挿す着こなしもいいですよね。

そして、お次にご紹介は、もう一つ欠かせないキーワード「モノトーン」。これもフレンチカジュアルには欠かせません。
シンプルを極めると色も使わないシックなスタイルにどんどんなっていきます。
これは逆に色を使わずとも、形、素材でアイテムを魅せることができるからできる芸当でもあるのです。

こちらはインナー以外をブラックでまとめた着こなしです。
スラックスライクなパンツを用いておりますがスニーカーでギャップがありますよね。
シックなコーディネートですと、スマートに見えて、スリムにも見えますよ。

こちら二つはブラックとグレーを中心に組み上げた着こなし。
ここまで色を抑えてあげると洗練されたイメージを作ることができます。
どちらの着こなしもトップスはONシーンで使えるコートを着用して、レザーシューズを着用しておりますが、ボトムスは、スウェット地のパンツをセレクトしております。
モノトーンコーディネートは比較的チャレンジしやすいと思いますので、ぜひ着こなしの幅を広げてみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか?
フレンチカジュアルは自分も好きなスタイルで、キメキメですと、やりすぎ感でてしまいますし、ラフすぎてもパジャマのようになってしまう。
そういう意味も含めてギャップをあえて作る、所謂着崩したスタイルはよくしております。
フランスのブランドは、バックボーンもしっかりしていて、知れば知るほど魅力にはまってしまうかと思います。
ぜひ今後フレンチカジュアルでモテコーデを実践していきましょう。

でらマガ編集部 武田

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