特別な日は、特別なスーツで。~Ermenegildo Zegnaを知ろう~

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男性の正装であるスーツは、仕事柄普段は、スーツが着る機会がない方でも大人の男性なら誰しも1度は、袖を通したことがあると思います。
スーツは、ビジネスシーンだけでなく結婚式や成人式など記念、記憶に残る特別な日にも着用しますよね。そんな特別な日は、様々な方に見られたり、写真撮影をする機会も多く、自分の外見も非常に大切になってきます。どのようにすればカッコいいスーツの着こなしができるのかスーツ、シャツ、ネクタイの組み合わせを試行錯誤してもうまくいかず結局、
いつも通りになってしまうと頭を抱えてしまう方も多いはず。
普段スーツを着用しない方は、なおさらですよね。スーツの着こなしは、Vゾーンの組み合わせだけではありません。スーツは、生地感だけでも見え感はガラッと変わります。そこで特別な日こそ、最高級生地の特別なスーツで周りとの差を付けみては、いかがでしょうか?そこでおすすめなのが、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)です。Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の生地は、ヨーロッパを中心に世界中で愛されております。また、日本の著名人にも多く愛用されておりスポーツ界で言えば松井秀樹さんがお気に入りのブランドにErmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)を上げており、芸能界では、佐藤治市さんもドラマの衣装などでも使用されたことは有名です。
そんなヨーロッパ最高級クラスのErmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)のスーツは、特別な日に花を添えてくれること間違いなしです。
という分けで今回は、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)について知って頂くため、ご紹介していきます。

Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の歴史

ゼニアの歴史は長く、エルメネジルド・ゼニアが、1910年にアルプスの麓の街「トリヴェロ」に洋服を、作る布地の工場として設立しました。エルメネジルド・ゼニアは社名にもなり現在のゼニア社の基盤作った人物で「ゼニア社で作る生地は、世界で最も美しいものでなくてはならない」よいう考え持ち、最高級の品質のものを作り続けてきました。

生地メーカーの中には、原毛の買い付けや染色など糸を加工を他社に任せる生地メーカーもありました。しかし、ゼニア社は、原毛の買い付け、染色などの糸の加工はもちろん、生地の織り上げ製品を販売するところまで全ての過程を自社で行い高品質を追求しております。
また、ゼニア社の生地は、外国でも販売されるようになり1938年のアメリカでの販売を、きっかけに更に拡大し多くの国々へと輸入されていきました。

日本では、西洋文化を取り入れ始めた幕末末期から明治時代にかけてスーツが着用されておりました。1977年に「ゼニア・ジャパン」が創設されゼニアが日本に登場しました。
当初のゼニアジャパンでは、既製品は取り扱っておりませんでしたが服地の輸入卸、販売を行っていましたので、百貨店にもゼニア生地を目にするようになりました。

10年後の1987年にイタリアのブランド「アルマーニ」が日本のスーツ界に参入し、既製品が日本にも上陸した事によってそれまで、イギリスモデルのみだった日本のスーツにイタリアンモデルが加わり、アルマーニの人気とともにイタリアンスーツの認知度が上がり、また男性ファッション誌がゼニアスーツで特集を組んだ事もあり日本中にゼニアが認知され浸透していき、ゼニア社が拘った生地は、生地自体の品質の良さが認められ幅広く受け入れられていきました。
1996年には、銀座に直営店をオープンし本格的に人気を集め、2001年には渋谷には国内2号店がオープンしました。また、現在では、「LEON」や「MEN’S EX」などビジネスマンが読むファッション雑誌では“男の憧れ”として紹介されています。百貨店では伊勢丹や、三越、大丸など有名百貨店では必ずと行っていいほど入っていますね。

また、生地加工の技術面も発展しシワがつきにくい「トラベラー」や夏の暑い時期でも涼しい着心地の「クールエフェクト」など様々な機能性がある生地も存在します。

Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)生地の種類

Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)生地の種類

上記の最後にもありましたが、ゼニア生地といっても様々な機能性を持った生地が
多数存在する事は、御存知でしたか?
ゼニア生地の中でも、それぞれの生地の特徴を捉えデザインだけでなく
自分が必要とする機能性を持った生地選びもスーツ選びにとって大切な要因の1つです。
ここでは、ゼニア生地の中でも代表的な生地をご紹介します。

●ELECTA(エレクタ)

●ELECTA(エレクタ)●ELECTA(エレクタ)

価格:★ 艶感:★★

ゼニア生地の中で最もベーシックなレーベルです。2009年にトロフェオ、2010年にトラベラーと相次いでリニューアルされ、よりお洒落に、高級感のある生地になりましたが、エレクタは1929年に発表されてからリニューアルされておらずデザイン、品質ともに完成された生地なのです。また、原毛の繊維の太さはSuper110’クラスで、Super150’クラスの原毛を使用しているトロフェオと比較すると、太い原毛を使用しております。その分、耐久性がありシワになりにくいともされております。
ベーシックにゼニア生地を愉しめ価格的にも初めてのゼニアスーツ選びにはオススメです。

●Trofeo(トロフェオ)

●Trofeo(トロフェオ)●Trofeo(トロフェオ)

価格:★★★ 艶感:★★★

ゼニア生地を代表する生地の1つでもあり、最も人気と言っても過言ではないトロフェオ。
ゼニア生地の中でも特に細い原毛(Super150’クラス)で、他を圧倒するほどの「艶感」「滑らかさ」「風合い」が群を抜いている生地です。
また、見た目の艶感や滑らかさだけでなく手触りの柔らかさはもちろん、糸を細くすることによって軽量なのも特徴の1つです。
また、名前の由来にもなっているTrofeo(トロフェオ)とは、イタリア語で「トロフィー」という意味で、スーツの原料となるウールのコンテストを、Ermenegildo Zegnaが行い、表彰されたウールを作り上げた品質の高い素材がトロフェオです。
トロフェオのスーツを着ると他の既成のスーツに「重さ」、「固さ」などの違和感を感じてしまうほど着心地抜群の一着となります。

●Heritage(ヘリテージ)

●Heritage(ヘリテージ)●Heritage(ヘリテージ)

価格:★★ 艶感:★

ヘリテージとは、「先祖伝来のもの」という意味を持ち復刻モデルとされております。
ゼニア社の1930年代のパターンや創設者である、Ermenegildoのクローゼットからヒントを得て作られたのがヘリテージと言われております。
古き良き時代の重厚感を、現代風に軽やかさを加えた質感です。
また、「杢カラー」のタイプの柄も多いことも魅力の1つです。「杢カラー」とは、遠目では、一色に見えますが濃淡の2色で織り交ぜられた杢糸で作られる色のことです。
杢グレーで言えば、グレーのパーカーなどがあたります。
その杢カラーのタイプの柄は定番のスーツ生地とは違った風合いを愉しめますよ。

●Shang(シャン)

●Shang(シャン)●Shang(シャン)

価格:★★ 艶感:★★

一般的なゼニア生地は、100%ウールを使用しております。しかし、シャンは、ウールだけでなく、10%シルクが混紡しております。シルクを混紡している事により生地に触れるとひんやりしており、吸湿性、放湿性が増しスーツを着ても涼しく感じる事はできます。
そのため、夏生地を代表する生地の1つでもあります。
ウールなどは、繊維の断面が丸い(●)のに対し、絹の繊維の断面は三角(▲)になっており、光は綺麗に同じ方向に反射するので、絹独特の光沢感をもっております。

●Traveller(トラベラー)

●Traveller(トラベラー)●Traveller(トラベラー)

価格:★ 艶感:★★★

travellerとは、和訳をすると「旅人」「旅行者」などの意味なんのは、皆さん御存知の通りです。ゼニア生地のトラベラーは、名前の通りスーツケースに畳んだ状態を長時間続いてもシワになりにくい回復力に特化した生地です。
シワになりにくいということで固く着心地の悪さを連想させてしまうかもしれませんが、ゼニアのトラベラーは、耐久性だけでなく、艶感、高級感、柔らかさも申し分ない生地ですので、出張が多いビジネスマンや、長時間の座る体勢が続く管理職やデスクワーカーにオススメですよ。

●トロピカル

●トロピカル●トロピカル

価格:★ 艶感:★★

トロピカルは、ゼニア生地で夏に定番生地です。理由は、軽量で吸湿性が良く、汗を吸いやすい生地だからです。
また、縦糸と横糸が交互に交差した「平織り」といわれる生地の折り方で、ベーシックな平織りで織られた生地は、「ハリ」があり丈夫で縦、横の伸びにも強く型崩れがしにくい折り方です。
ビジネスマンの多くは、夏の時期になるとクールビズになりますが、ジャケットを着なくてはならない場面もあります。夏のシーズンを数着で着回したい時には丈夫さも兼ね備えるトロピカルがおすすめです。

●クールエフェクト

●クールエフェクト●クールエフェクト

価格:★★  艶感:★★

クールエフェクトは、夏に特化して開発された生地です。
80年代半ばにゼニア社が開発したクールエフェクトは機能性の高く、弾力がありシワになりにくい特徴があります。
それだけでなく、クールエフェクトの最大の魅力は、夏の厳しい太陽光下でも黒や濃紺などダークカラーを涼しく快適に着用できる点です。
太陽光の熱を吸収してしまうダークカラーでも、なぜ涼しく着用できるのでしょうか。
それは、太陽光を反射させる特殊なトリートメントを使用しているためです。
このトリートメントを「染め」、「仕上げ」の2回にわたり施しておりクリーニングに出してもその効果は保たれたままです。
また、太陽光を反射させ、生地そのものの手触り、柔らかさはそのままなので生地感にはなんの影響も及びません。
このようなトリートメント加工を施しているため、生地の表面温度が10℃下がります。
夏のシーズンでどうしてもジャケットが必要な方は必見の生地です。

●クロスプライ

●クロスプライ●クロスプライ

価格:★ 艶感:★★

クロスプライの最大の特徴は、ウール×リネン×シルクが混紡されていることです。
リネンが混紡しているため、夏素材で涼しく快適な着心地です。
また、シルクも使用しているため肌触り、光沢感も非常良く、ウールによって形も綺麗に仕上がります。
夏素材のリネンも柔らかな肌触り、印象になります。

ゼニア生地スーツとポリ混紡スーツとの比較

男性誌で男の憧れとして紹介されるほどの質の高いスーツと他のスーツと「どこが」、「どのれほど」の違いはあるか化学繊維であるポリエスエルが混紡している一般的なスーツと、ゼニア生地でも1番人気のトロフェオ使用したスーツを比較して見ましょう。

ゼニア生地スーツ

ゼニア生地スーツ

ポリ混紡スーツ

ポリ混紡スーツ

ゼニア生地スーツは、一見しただけで上質なスーツとわかりますね。
ゼニア生地は、オーストラリアの契約農場から買い付けた羊毛から、『脇と肩の高品質の部分だけ』を使用し、その他の部分は使用しておらず、原毛が細く自然でしなやかな雰囲気と、光沢感が見て取れると思います。

また、肩の部分を見てみると、ポリ混紡スーツは固くどうしても肩にはピッタリと合いにくいですが、ゼニア生地スーツの肩部分を見てみるとしっかりと収まっており、生地の柔らかさがわかりますね。

ポリ混紡スーツには、ラペル部分にも硬さが見えます。
ポリ混紡スーツは、化学繊維のため発色が良いのですがゼニア生地の方が、より自然な艶感、高級感が出ております。

ポリ混紡スーツは、耐久性に優れておりシワになりにくく、ある程度は、ハードに着れますが、やはり化繊は天然素材と違って経年劣化の傾向が強いので、年数が経つとボロボロになってしまいます。
自然素材のウール100%のゼニアスーツは、繊維が細く柔らかいため長持ちしないように思わがちですが、しっかりとお手入れさえして頂ければ長く愛用することもできますよ。

最後に

いかがでしたでしょうか?
ヨーロッパ最高級クラスのErmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)のスーツは、特別な日に花を添えてくれること間違いなしです。
また、「どんなスーツが着たいか」「どのシーンで着るか」「どのシーズンで着るか」などによって生地選びをしてみてはいかがでしょうか?
生地の特徴を知ることで、選び方も変わりあなたにあったピッタリの生地と出会えると思います。
特別な1着はエルメネジルド・ゼニアで決まりですね。

番外編~赤タグ、青タグの違いについて

ゼニアのタグには、赤いタグと青いタグがあることに気が付いた方もいらっしゃると思います。「赤タグと青タグでは何が違うの?」とお思いの方のために簡単に説明します。

赤タグ

●クロスプライ

写真のようにゼニア生地には赤いタグも存在します。
赤ラベルが付けられているもの正規代理店(ゼニアジャパン)を通して日本に輸入されたオーダー専用生地のものになります。また、青タグは、それ以外の既製品専用生地もしくは、並行輸入で日本に輸入された生地ということになります。
赤タグか青タグの違いは、輸入ルートの違いや既製品用かオーダー用の違いだけなので、どちらもゼニア社の高品質生地ということになります。

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